2019年 10月 23日 (水)

「雅子皇后と紀子妃」どうしても喧嘩させたいらしい週刊文春と週刊新潮――勘ぐり過ぎじゃないの

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   前にも書いたが、このところ秋篠宮家に対する批判が週刊誌に目立つ。週刊新潮は、雅子皇后と紀子妃が「冷戦」状態だと報じ、週刊文春は、長男・悠仁さんに対する「刃物事件」があったのだから、クラスメイトやその保護者、学校に謝罪コメントを出すべきではないかという上皇后の考えに対して、秋篠宮は「悠仁が悪いことをしたのではないのに、なぜ謝罪文を出さなくてはいけないのか」と、これを聞き入れなかったと報じている。

   週刊新潮は以前から紀子妃に対しては厳しい見方をしてきているが、今号では、皇嗣家になって職員の数も増えたのに、相変わらず彼らへの"ご指導"は苛烈を極めているというのだ。

   また、先ごろテレビの某ワイドショーで、小室圭の代理人の弁護士が「本人は弁護士になるとはいっていない」「彼はいまライフプランを作っている」などと発言し、「眞子さんとの結婚は諦めない」ととれるニュアンスがあったことを知らされて、<「まさしく怒髪天を衝くようなご様子でした」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)>というのである。

   何をそんなに怒るのか、私にはわからないが、眞子さんの結婚問題、佳子さんの母親への反発、悠仁さんの警備や帝王教育のやり方などが重なって、紀子妃の心を欝々とさせているようだ。

   さらに、週刊新潮によると、「雅子さまが皇后となられる日が決まって、妃殿下は内心面白くないのだろう」と、宮廷職員の間では囁かれているというのである。

   雅子妃は男の子に恵まれず、その後も体調を崩し、公務を休むことが多くなった。その間に紀子妃は男の子に恵まれ、雅子妃の不在を埋めるために公務にも邁進してきた。一時は、皇太子家よりも秋篠宮家のほうがメディアへの露出も多かった。それが、御代替わりで一転してしまったから、紀子妃の内心穏やかでないというのだが、あまりにも勘繰り過ぎではないか。

   5月22日(2019年)に、日本赤十字社の名誉総裁として、雅子皇后が初めて「全国赤十字大会」に出席するが、その際、紀子さんたち女性皇族たちが雅子皇后に"つき従う"形で式は進行するという。

   <「一般出席者の前で皇后さまにお辞儀などの挙措をなさる際、紀子妃殿下の御胸中には、どのような思いが去来するのか......。さぞ複雑であろうと拝察いたします」(宮内庁関係者)>

   こうやって、雅子皇后VS.紀子妃の対立が創り上げられていくのだ。怖いね、週刊誌は。

勉強好き悠仁さん―東大に入れたい父親・秋篠宮は教育パパ!推薦制度を考えているらしい

   週刊文春のほうはさらに深刻である。秋篠宮家長男を刺そうと中学校に侵入した長谷川薫容疑者のために、お茶の水女子大付属中は、連休明けも休校が続き、5月11日には臨時の保護者会が行われ、紀子さんも参加した。週明けの13日からようやく授業が再開された。

   秋篠宮は皇嗣になっても警備体制はこれまで通りにしてほしいと望んでいるようだが、長男の警備はそうはいかないのではないか。またぞろ、学習院に通っていれば、こんなことにはならなかったという声があるというが、それはともかく、警備体制は早急に再点検されるべきであろう。

   以前から、秋篠宮夫妻は長男を東京大に入れたいという希望があるといわれる。秋篠宮は東大総合研究博物館で特別研究員を務めているし、長女も同特任研究員の肩書を持っている。

   長男の昆虫好きは知られているが、最近では「解剖学」にも関心を持っているといわれる。伝えられるところでは、知識欲が旺盛で、昭和史の研究者の半藤一利を招いて昭和史の勉強もしているそうだ。秋篠宮は東大の推薦制度を使って東大に入れたいという青写真を持っているそうだが、このままいけば問題はないのではないか。

   これまでの天皇は、父の在り方を見て帝王学を学んできたが、秋篠宮が天皇即位を拒否すれば、皇太子としての準備期間も与えられないまま、悠仁は即位しなければならなくなる。週刊文春のいう通り、たしかに秋篠宮家にとって重い課題であることは間違いないだろう。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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