2020年 11月 25日 (水)

見る価値もない最低のドラマ。命を預かる病院内での不倫清算会話とは、無神経も甚だしい
<白衣の戦士! 第5回」(日本テレビ系)

   見続けるのが苦痛のドタバタドラマ。新米ナース・立花はるか(中条あやみ)と同僚が映画を見に行った館の近くで、主任ナースの村上真由(片瀬那奈)と脳外科医の清水がデートしているのを目撃する。清水には妻もいて、その妻が臨月の身体で病院近くにうずくまっているのを、たまたま通りかかった不倫相手の真由が助ける。

   例によって猪突猛進、不倫は許せないと文句を言いそうな立花を、先輩ナースの三原夏美(水原あさみ)が必死で抑えたり説教したり、例によってドタバタワイワイと姦しい。病院内にもかかわらず、サカリの付いた猫みたいに、話すことは男だ女だばかりで、看護師長の本城(沢村一樹)までが、三原に色目使いで食事に誘う。

   つまり、四季総合病院という場所を借りて、節操もない20代30代の脳タリンのナースたちのくだらないやりとりの日常話でしかない。はっきり言って時間の無駄ドラマ。見る価値もない。最後の方で、不倫脳外科医に対し、主任ナースの村山真由が、「自分だけを見てくれる人と付き合いたいから、別れます」と宣言するくだり。脚本家は決然たる女性側からのセリフに、視聴者が感動するのではないかと期待して書いているのだろうが、バカ言っちゃいけない。人の命の瀬戸際を預かる病院の中で、不倫の清算など会話する無神経に、看護師や脳外科医の資格はナイ。コメディとしても最悪である。(放送2019年5月15日22時~)

(黄蘭)

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