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川栄李奈「できちゃった婚」大丈夫だろうか?廣瀬智紀は3年間同棲女性と二股らしいぞ

   「第一生命サラリーマン川柳」が決まった。

   「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」「いい数字 出るまで測る 血圧計」「手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち」。このところ腹を抱えて笑えるものがない。これも時代の閉塞感からか。

   5月22日(2019年)、<関東信越厚生局麻薬取締部は大麻取締法違反(所持)の疑いで、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)と交際相手の女優・小嶺麗奈容疑者(38)を現行犯逮捕した>(朝日新聞DIGITAL5月22日より)

   フライデーは07年に、バリバリのトップアイドルだった田口が、年上の小嶺を連れて、キャップもマスクもつけずに表参道を歩いていたり、部屋着で焼き鳥屋へ寄ったりしているところを撮っていた。人前で手をつないだり、タクシーの中で熱い口づけ交わしたりと、ひと目もはばからず2人の世界にドップリつかっていたというのである。

   その当時から、小嶺が薬物中毒という噂が流れていたが、田口は耳を貸さなかったそうだ。取り調べで田口は「2人で大麻をやった」といい、小嶺は「自分1人でやった」と話しているという。年上女が年下の恋人を庇っているという図だが、可愛いんだろうな年下の男は。

   川栄李奈(24)という元AKB48出身の女優と、俳優の廣瀬智紀(32)ができちゃった婚を発表した。川栄は、ドラマにCMにと引っ張りだこで、CM本数は綾瀬はるかを凌いで14社もあるそうだ。

   こんなときでも、おめでとうと素直にいえないのが週刊誌の悪いところ。週刊文春は、廣瀬と結婚を約束し、3年間も同棲していた20代A子の恨み言を載せている。廣瀬は、埼玉にいる両親にも彼女を紹介していたそうだから、彼女が結婚できると考えたとしてもおかしくはない。

   廣瀬と川栄の交際が始まったのは、昨年10月の舞台『カレフォン』だというが、A子は廣瀬の本読みに付き合い、川栄の台本を読んだこともあったという。その公演期間中に、廣瀬から「仕事のために人間として成長したいから、俺は一人で生きていきたい」といわれた。仕方なく彼女が出ていくと、今度は態度を豹変させ、「結婚に向けて頑張ろう」といい出した。

   こんないい加減な男と結婚して大丈夫なのだろうか、川栄は。

   同じ週刊文春に、桂文枝と18の時に知り合い、以来20年の青春を文枝に捧げた演歌歌手・紫艶ことが、3月31日、自宅マンションで突然亡くなってしまった。享年41。

   16年3月にフライデーで、文枝との不倫関係を告白。だが文枝は全面否定した。同じ吉本興業に所属していたため、吉本は文枝の擁護に回り、結局、文枝が上方落語協会会長を退任、紫艶が芸能界を引退することで幕引きとなった。

   紫艶に対する批判がすごく、孤立無援の彼女は次第に体調を崩していった。紫艶の母親が娘に文枝とのことを、「辛かったでしょう」と聞いたことがあるという。彼女は「苦しいこともあったけど、楽しいこともあったんだよ。でも一言、本当のことを言ってほしかった。お母さん、悔しい」といったそうだ。文枝はこの言葉を何と聞くのだろう。

のん応援したいね・・・「星屑の町」の撮影順調――事務所トラブルすっきりさせて再出発

   昨今の若者には「矜持」などというものはなくなってしまったのだろう。慶應大学大学院生の水上裕一朗(33)が、17歳の女子高生を、未成年と知りながら自分が経営するデリヘル店で働かせていたとして逮捕された。FLASHによれば、水上は学部生時代からJKリフレ店に通い、それが高じて自分で同様の店を経営し、やがて無店舗型の風俗店営業に変えたそうだ。

   おかしいのは、かなり意識高い系で、ゼミを3つも掛け持ちして、あの"超有名"な竹中平蔵ゼミにもいたという。竹中先生は、人材派遣商売の次は、風俗が儲かるなどと教えていたのではあるまいな。

   同じFLASHは、NHK朝ドラ「あまちゃん」で一躍人気者になったのん(当時は能年玲奈)の近況を取り上げている。来年に公開される映画「星屑の町」の撮影が行われているというのだ。

   だが、以前、週刊文春で、のんに近い人物が、所属事務所の待遇が悪いと話し、事務所から週刊文春が訴えられていた裁判の判決が出て、文藝春秋に660万円の損害賠償を支払えと命じた(週刊文春側はすぐに控訴している)。その直後、週刊文春側はホームページ上に、「この記事は、能年玲奈自身が告発したものだ」と明らかにしたというのである。

   FLASHは、のんの了解なしに公表することはないから、のん本人の強い意志の表れではないかとみている。本名を使うことも許されず、一時は芸能界を引退かと囁かれたのんだが、すべてを明らかにして再出発しようというのか。応援したくなるね。

天才ラガーマン平尾誠二 最期の病床で娘の夫に「新婚なのにごめんね」

   1981年、パリ留学中に、オランダ女性を殺して肉体の一部を食べたことで有名になった佐川一政(70)という男がいる。私も、小説を書いたから見て欲しいとと電話があり、渋谷で何度か会ったことがある。その佐川が6年前に脳梗塞を患い、今は、誤嚥をしないために胃瘻にして、ベッドに寝た切りだと、週刊新潮で佐川の実弟が話している。弟は、「今でも女性を食べたいと思うかと聞いたら、『思う』と答えた」と話している。

   同じ週刊新潮に、小泉純一郎元首相を担ぎ出して、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連)をつくった河合弘之弁護士が、社会正義とはちと違う、人妻と不倫をしていたと、元の夫から訴えられていると報じている。もちろん、河合弁護士は一切否定しているが、首を傾げるのは、河合側は裁判資料の閲覧制限を頻繁にかけて、見られたとしても訴状などは終戦直後の黒塗り教科書みたいだというのだ。やましいことがないなら、堂々と裁判で主張し戦えばいいと、私も思う。

   天才ラガーマンだった平尾誠二の人気は亡くなってからも根強い。週刊現代は、彼の娘が、平尾の生前の言葉をいくつか紹介している。娘に恋愛に関しては、こんなアドバイスをしていたという。

   「相手が何を持っているかは重要じゃない。その人の持っているものが何もなくなったときに、好きでいられるかどうかが大切や。そういう相手と結婚すべきだ」

   15年9月10日未明、平尾は吐血した。検査の結果、肝内胆管癌の可能性が高く、癌はかなり進行していることがわかった。<闘病中の父は、母やわたしに「迷惑かけてごめん」と決して言いませんでしたが、私の夫には「新婚なのにごめんね」と言葉をかけてくれました。対して夫は、父の病状が厳しいと泣いて話すわたしに、仕事で遅く帰宅して疲れていても「大丈夫だよ」と優しく応えてくれた。子育てにも積極的な良き父親です>

   父・平尾の望むような相手と娘は結婚したようだ。

悠仁襲撃犯追いつめた「警視庁SSBC」画像、カードの分析プロ

   週刊現代が、悠仁襲撃犯逮捕までの経緯を詳細にルポしている。なかなか見事である。4月29日、警視庁は建造物侵入などの疑いで、職業不詳、長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。長谷川は4月26日に東京文京区のお茶の水女子大学附属中学の敷地内に侵入して、秋篠宮悠仁(12歳)の机の上に、長さ60センチのアルミの棒に繰りつけた2本の果物ナイフを置いたとみられている。

   この捜査には、極左を担当する公安二課の公安刑事たち、そして専門部隊「捜査支援分析センター」、通称SSBCも加わったという。<SSBCは今年2月に東陽町で起きた「アポ電強盗殺人事件」などで、犯人逮捕に大きく貢献し、注目を浴びた。09年4月に設置された警視庁刑事部の附置機関であり、現在は約120人の捜査員がいる。防犯カメラなどの画像収集、分析のスペシャリスト集団だ>(週刊現代)

   だが、確認ができずに苦労したという。防犯カメラの映像などを見て、交通系のICカードの登録情報を入手し、長谷川が新大阪駅に向かったことを掴む。新大阪駅から南に向かい、大阪市西成区近辺に向かったことを防犯カメラなどから確認した。

   防犯カメラには、事件の数日前にお茶の水女子大の周囲をうろつく長谷川の姿も映っていた。同じ頃に渋谷区の東急ハンズで果物ナイフ、ヘルメット、植木バサミを購入していた記録も入手した。長谷川が入念な犯行計画を練っていたことが伺える。

   都内の買い物でクレジットカードを使用していたことがわかると、カード会社に捜査事項照会をかけ、銀行口座、そして登録してる住所が判明した。自宅は京都市西京区の集合住宅になっており、京都府警の協力を仰ぎつつ捜査員を派遣した。

   数々の状況証拠はあったが、机にナイフを置いた肝心の瞬間は、監視カメラの画像もなく、目撃者もいない。容疑を否認されれば窮地に追い込まれる可能性もあった。長谷川が「中学校に侵入したことは間違いない」と供述したことで、事なきを得た。

   これでもわかるように、捜査に必要だと思えば、その人間に関する情報を当該の企業に照会すると、令状などなくても、すぐに出してくるのだ。今回は事件絡みだが、そうでなくとも、企業は検察、警察から「照会」が来れば、ためらうことなく黙って資料を出すような仕組みになっていること間違いない。

   捜査のためなら何でもありではなく、プライバシーを守る重要性について、メディアはもっと敏感であるべきだと思う。(文中敬称略)

【絶対当たらない馬券術】3強対決ダービー さて、どれに絞るか?

   粘りのヴェロックスに期待

   今週はいよいよ「ダービー」。毎年のことだが心躍る。宴の後の寂しさは何ともいえないものがあるが、桜が散った後、また来年も見られるだろうかという思いと同じである。

   今年のダービーは3強対決。皐月賞のサートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーが図抜けていることは間違いない。だがマーチス、怪物といわれたタケシバオー、アサカオーの3強対決といわれた1968年のダービーで、見事逃げ切ったのはタニノハローモアだったことを思い出す。今年は青葉賞を勝ったリオンリオンが横山典だったら面白かったかもしれない。

   何回も皐月賞のビデオを見た。やはりサートゥルにぶつけられながら粘ったヴェロックスが一番強いレースをした。サートゥルは初コース、初騎乗、6番という不運な馬番を克服できるかがカギであろう。ダノンはGⅠにからきし弱い戸崎に大いに不安ありだ。

   そこで本命はヴェロックス、対抗にサートゥルナーリア、単穴はランフォーザローゼスにした。△はダノンキングリー、枠が最高のロジャーバローズ、サトノルークス、レッドジェニアル、シュヴァルツリーゼ。GOODLUCK!

   ※         ※           ※

   【告知】5月の「ノンフィクションの醍醐味」のご案内

   今回は私、元木昌彦が講師をします。テーマは今月から始まった「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(株式会社データ・マックス)の記念講演。

   日時 5月31日・金曜日、午後7時から9時まで

   場所 カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(電話03-5292-5772)

   /東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階(地下鉄高田馬場駅から濡れずに行けます)

   ゼロメガでとってあります。レギュラー以外の参加者はコーヒー・会場代1000円をお支払いください。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。