2021年 5月 10日 (月)

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悠仁襲撃犯追いつめた「警視庁SSBC」画像、カードの分析プロ

   週刊現代が、悠仁襲撃犯逮捕までの経緯を詳細にルポしている。なかなか見事である。4月29日、警視庁は建造物侵入などの疑いで、職業不詳、長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。長谷川は4月26日に東京文京区のお茶の水女子大学附属中学の敷地内に侵入して、秋篠宮悠仁(12歳)の机の上に、長さ60センチのアルミの棒に繰りつけた2本の果物ナイフを置いたとみられている。

   この捜査には、極左を担当する公安二課の公安刑事たち、そして専門部隊「捜査支援分析センター」、通称SSBCも加わったという。<SSBCは今年2月に東陽町で起きた「アポ電強盗殺人事件」などで、犯人逮捕に大きく貢献し、注目を浴びた。09年4月に設置された警視庁刑事部の附置機関であり、現在は約120人の捜査員がいる。防犯カメラなどの画像収集、分析のスペシャリスト集団だ>(週刊現代)

   だが、確認ができずに苦労したという。防犯カメラの映像などを見て、交通系のICカードの登録情報を入手し、長谷川が新大阪駅に向かったことを掴む。新大阪駅から南に向かい、大阪市西成区近辺に向かったことを防犯カメラなどから確認した。

   防犯カメラには、事件の数日前にお茶の水女子大の周囲をうろつく長谷川の姿も映っていた。同じ頃に渋谷区の東急ハンズで果物ナイフ、ヘルメット、植木バサミを購入していた記録も入手した。長谷川が入念な犯行計画を練っていたことが伺える。

   都内の買い物でクレジットカードを使用していたことがわかると、カード会社に捜査事項照会をかけ、銀行口座、そして登録してる住所が判明した。自宅は京都市西京区の集合住宅になっており、京都府警の協力を仰ぎつつ捜査員を派遣した。

   数々の状況証拠はあったが、机にナイフを置いた肝心の瞬間は、監視カメラの画像もなく、目撃者もいない。容疑を否認されれば窮地に追い込まれる可能性もあった。長谷川が「中学校に侵入したことは間違いない」と供述したことで、事なきを得た。

   これでもわかるように、捜査に必要だと思えば、その人間に関する情報を当該の企業に照会すると、令状などなくても、すぐに出してくるのだ。今回は事件絡みだが、そうでなくとも、企業は検察、警察から「照会」が来れば、ためらうことなく黙って資料を出すような仕組みになっていること間違いない。

   捜査のためなら何でもありではなく、プライバシーを守る重要性について、メディアはもっと敏感であるべきだと思う。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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