2019年 12月 7日 (土)

<腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。>(NHK総合)
満を持してのゲイ役の金子大地はブレイク間違いなし!決して交わることない腐女子との青春切ない

印刷
富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   多様性の時代、こういうドラマが出てくるのも当然といえば当然ではある。とはいえ、どうしても「おっさんずラブ」のニ番煎じ感が否めないし、そもそも、この手のドラマが多過ぎ。「きのう何食べた?」(テレビ東京系)もあるし、正直、お腹いっぱいなのだが、面白いモノはやっぱり面白い。

   ゲイの少年とボーイズラブ腐女子という、決して交わることのない2人の青春を描いたドラマは、毎回、せつなさ100%。考えてみれば、恋愛ドラマが盛り上がるのは、「ロミオとジュリエット」の昔から、家柄や身分の違い、親の反対などなど、なんらの障害が決まり事となっている。そうであればこそ、当人たちは一層燃え上がるわけだが、今の時代、親が反対したところで「ケッ!」ってなもので、スマホがあればオールオッケーで、何十年もすれ違う「君の名は」(アニメじゃないよ。菊田一夫の名作だよ)なんてこともありえない。

   そこで、目をつけたのがLGBTなのではないか。なんたって、世間はまだまだLGBTのことを知らない。このドラマはそういうこともいろいろ学べてしまうのだ。腐女子(ふじょし)というのは「BL好きの女性」のこととか、BL(びーえる)とは「ボーイズラブ」のことで、男性同士の恋愛を扱った小説や漫画のことだ。

谷原章介のBLキスは悶絶必至

   ゲイの純(金子大地)にうっかり告る(告白のこと)BL好きの腐女子・三浦紗枝を藤野涼子が、好演している。純のパートナーのマコトさん役の谷原章介も似合っている。2人のキスシーンは、BL女子ならずとも悶絶必至です。NHKの正統派歌番組「うたコン!」(火曜よる7時57分)の司会では、決して見られない谷原の色気に注目だ。

   「おっさんずラブ」から、田中圭、林遣斗、吉田鋼太郎がブレイクしたように、いまやゲイ役は人気俳優への登竜門といえる。このドラマからも何人か出そう。そういえば、金子は「おっさんずラブ」にも新入社員のマロ役で出ていたが、今回は満を持してのゲイ役。これでブレイク間違いなしか。

   残り2話。どういうかたちにせよ、妄想BL女子もゲイ少年が幸せになることを願いながら、見守りたい。

   そうそう、劇中劇が主人公の愛聴するQUEENの名曲というのがまたいいんだ。浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」が原作で、このタイトルを「腐女子、うっかりゲイに告る。」に変えたのは大正解。「うっかり」がなんとも滑稽でいい。青春とは振り返ると滑稽なものだったりするから。(土曜よる11時30分~)

   大熊猫

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中