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東京都内一等地のビルの谷間の「ポツンと一軒家」どんな人が住んでるの?暮らしは?

   日曜夜の人気番組「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)は、山奥の一軒家の住人を訪ねる番組だが、「とくダネ!」は東京都心の一等地のビルの谷間にあるポツンと一軒家を訪ねた。

   東京メトロ有楽町線・銀座一丁目駅から徒歩5分、15坪に建つ築70年の家に住むのは、ヘルパーをしながら犬と猫と暮らす70代の男性だった。住み続ける理由を「看取った母から『ここはお前に任せる』と言われ、両親が一生をかけて残した財産を守りたいから」と話す。ただ、坪単価2000万円なので、高額な固定資産税が悩みのタネで、毎年100万円弱がかかる。

   土地を狙って怪しい話が持ち込まれることも多く、愛読書は「土地と家を守るために読み始めた六法全書」という。「将来、日常生活に支障が出始めたら売却し施設に入りたい」と話す。

高過ぎて売れない?

   東京メトロ銀座線・溜池山王駅から徒歩8分の20坪に建つ築67年の家に住む80代の夫婦の悩みは、「一等地のはずがなぜか高く売れない」と言うことだ。ゲストの不動産鑑定士の西原崇は「ここは表通りから1本裏に入った場所で、まったく店舗がなく、20坪ではタワーマンションも建てられず、1億円出せる買い手は限られます」という。

   司会の小倉智昭「住んでる人が快適だったらしょうがない。余計なお世話でしょうね」

   社会学者の古市憲寿「家のない人からすると贅沢な悩みだ」