2019年 10月 20日 (日)

「岩崎隆一」境遇を恨んで孤独の闇から抜け出せなくなったか・・・残念だが防ぎようがない凶行

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   神奈川・登戸は私の父親のほうの先祖代々の墓があるところだ。子どもの頃は、秋になるとお寺の法事に連れていかれた。緑の多い境内と多摩川周辺で採れる「多摩川梨」がおいしかったことを覚えている。多摩川で泳いだ話をよく父親から聞かされた。

   神奈川・登戸は私の父親のほうの先祖代々の墓があるところだ。子どもの頃は、秋になるとお寺の法事に連れていかれた。緑の多い境内と多摩川周辺で採れる「多摩川梨」がおいしかったことを覚えている。多摩川で泳いだ話をよく父親から聞かされた。

   今は駅周辺も様変わりしただろうが、記憶にある長閑な登戸駅前で、5月28日(2019年)午前7時40分過ぎに、両手に包丁を持った男がスクールバスを待っていた小学生たちに襲いかかり、女児1名と保護者1名、17名に重軽傷を負わせる大惨事が起きた。男は凶行後に"躊躇することなく"自分の首に包丁を突き立て自殺した。

   2001年6月に大阪教育大付属池田小を襲って、小学生7名を死亡させ、15名を負傷させた宅間守の事件を思い起こさせる。共通するのは優秀な子どもたちが通う学校ということである。今回襲われた「カリタス学園」は、カナダのケベック・カリタス修道女会が設立したカトリック学校で、裕福な家庭の子が通う名門校として知られていた。

   後に、殺人犯は川崎市麻生区在住の岩崎隆一(51)と判明。自宅の最寄り駅から登戸駅までは小田急線で7分。土地勘があり周到に用意された犯行のようである。

   週刊文春によれば、岩崎が小学校低学年の時に両親が離婚し、その後は、父親の兄、伯父夫婦の家に引き取られた。地元の中学に進学したが不登校になり、同級生でも顔を覚えていないそうだが、同級生を鉛筆で差すという粗暴な面もあった。一時は専門学校に通っていたが、ここ数年は再び引き籠りがちな生活だったという。

   伯父夫妻には男女の子どもがいて、その従姉はカリタスに通っていた。今は結婚して、孫の顔を見せに頻繁に実家に帰ってくるそうである。岩崎家を知る地元関係者は、「こうした従姉の幸せな様子と自らの境遇を比較し、岩崎は強烈な嫉妬心をかきたてられたようです」と語っている。

   アメリカなどでは、犯行後に銃で自殺するケースはあるが、包丁で自殺するというのはほとんど聞かない。いい意味ではないが、よほどの覚悟があったものとみえる。学園側は生徒の安全を守るため、警備を強化するなど、かなりの手を打っていたようだが、岩崎のような人間が出てくると、残念ながら防ぎようがないだろう。

   <川崎市は29日、岩崎容疑者について別に暮らす親族から「長期間就労しておらず引きこもり傾向にある」などと、生活ぶりに関する相談があったと明らかにした。容疑者と同居するおじ夫婦が「刺激したくない」との意向を示したため、市は本人への接触はしなかった>(SponichiAnnex5月30日より)

   このとき何らかの手を打っていればと思わないでもないが、磯部涼の「ルポ川崎」(サイゾー)にもあるように、多くの難問を抱える市にそれを期待するほうが無理なのであろう。

とうとう紀子妃の父親まで引っ張り出して秋篠宮家バッシング!余計なお世話じゃないか

   このところ毎回いっているが、秋篠宮家バッシングが激しさを増している。今週から週刊文春で「秋篠宮家研究」の連載が始まった。そこには、昨年(2018年)の夏に、紀子妃がある秋篠宮家関係者に苦悶の表情を浮かべて、「私はもう駄目かもしれない・・・」といったというのだ。

   その時期は、小室圭が突然、ニューヨークのフォーダム大に留学することが報じられた時機と重なるが、それだけではないそうだ。紀子妃は「適応障害」と診断された雅子妃に代わって、美智子皇后を手本に、公務に励んできた。だが、美智子皇后は、全国赤十字の名誉総裁を雅子妃に引き継いだ。男の子をもうけ、妃として順風満帆だった彼女が味わった初めての「失意」。紀子妃は「もうこれ以上、公務はできません」と嘆いたという。

   秋篠宮家が皇嗣家になってから職員も24人から51人に増員された。そこで紀子妃は、侍従、女官という役職を廃止して、「皇嗣職宮務官」に統一したそうである。その背景には、侍従、女官という四六時中身の回りの世話をする「オク」の役職をなくして、全員「オモテ」にすることで、「自分たちのプライベート空間を守り、プライバシーを保つための措置」(秋篠宮家OB)だという。

   秋篠宮家関係者、事情通などと、匿名のまま中の人間が秋篠宮家のプライバシーを吹聴することを止めさせるための布石のようである。その気持ち、よくわかる。

   週刊新潮では、紀子妃の弟である川嶋舟・東京農大准教授が特定の団体の"広告塔"のような役割を担わされているという報道があったが、父親の川嶋辰彦・学習院大名誉教授(79)の交友関係も、宮内庁が心配していると報じている。山梨県出身で、家業のパチンコ店を継ぎ、上越市で遊技業「三井企画」を営む三井慶昭社長(75)がその人物だというのである。

   ここの古参役員に山歩きが好きな人間がいて、同好の士である川嶋名誉教授と20年以上前に知り合い、現在では三井社長と家族ぐるみの付き合いだそうだ。4月にも、2人は花見のため韓国を訪れているという。

   週刊新潮によれば、三井には2003年、自民党の坂井隆憲代議士に政治資金規正法違反が発覚した際、東京地検特捜部から家宅捜索と事情聴取を受けている(最終的に逮捕はされていない)。また、「在日本大韓民国民団新潟県支部」の役員と口論になり、その役員を蹴ってケガを負わせたとして被害届が出されたという(本人は事実無根だといっている)。

   さる宮内庁関係者は、「お立場上、特定の団体や個人とあまり親密な交遊をなされるのは、決して好ましいとは言えません」といっている。金銭の援助を受けているということなら問題だろうが、そうでないのならいいではないか。不自由なものだね、皇室の親族というのは。

保阪正康のあまりにも古めかしい「皇室の結婚の条件」眞子&圭は欠落カップル

   サンデー毎日で、戦後史に詳しい評論家の保阪正康が眞子&圭問題について言及しているが、あまりにも古めかしい考え方だと思う。恋愛から出発しての結婚があってもよいといいながら、<しかしそこには昭仁皇太子と美智子さんの結婚に見られるように、好意の感情とともに尊敬や畏敬がより大きな比重を占めていることが重要な要件になっていたのである。歴史的に見て、特に近代日本の歴史を見て皇室と恋愛という括り方をしてみると、次のような言い方ができるように思う>と箇条書きにしている。

   皇室の関係者の恋愛は感情だけではない。相互に畏敬の念が要求される。世間に一定の範囲で認知される。必ず助言者がいて、適時助言を受ける。恋愛相手は必ず調査される。

   <少なくともこの五条件は基本的なルールといっていいのではないだろうか。このルールに欠けていれば、それは歓迎されないといっていいだろう。同時にこれらの条件は何も皇室だけではなく、一般社会でもよく語られる条件である。(中略)
皇族は天皇を支えるという大きな役目がある。この恋愛は現在は令和の天皇を支えるうえで阻害要因になるのか否かが問われるべきであろう。そして将来は、秋篠宮さまや悠仁さまにとって支えることになるのかが検証されるべきであるように思われる>

   保阪は、眞子&圭の結婚を「多くの点で皇室の条件から欠落している点が多いように思う」と、否定的である。

   私は2人の恋愛感情は本物だと思うし、小室圭が皇室に対して「畏敬の念」がないとは思わない。世間に認知されていないとすれば、母親のことを週刊誌に持ち込んで、一方的に責め続けている元婚約者の話をそのまま垂れ流してきた週刊誌やテレビ報道にこそ問題があるのではないか。どちらにしても、私とは異なる見解であることはいうまでもない。

愛想笑い接待コケにされた安倍首相!無礼トランプに内緒話バラされ、お願いすべて却下

   トランプが極上の東京名所めぐりをして、満足して帰途についた。なぜあれほどまでに「接待」しなくてはいけなかったのか。そのくせ、ツイッターでは、貿易交渉は参院選まで待つと、安倍との暗黙の了解をばらし、おまけに選挙のelectionにsをつけたから、ダブル選挙を安倍に持ちかけられたことも暴露してしまったと騒ぎである。

   先週の週刊文春では、トランプ大統領は日露戦争も知らなかったと報じていた。首相周辺が、トランプは安倍首相に「日本はロシアと戦争をやったのか?」と聞き、勝ったと伝えると、「グレート!」と仰天していたというのである。

   トランプと安倍がゴルフをやったのは「茂原CC」だったが、週刊現代によると、今回2人とゴルフをした青木功が、茂原のオーナーと旧知の仲だったからだという。懸案が山積する中、ゴルフや大相撲、居酒屋で飲んでる場合じゃないだろう。

   週刊新潮は、大相撲観戦でも、トランプの警備・警護を優先させたため、こんなことまでやらせるかということが多発したという。当日は、入場者を金属探知機などで荷物検査をやるのはいいが、飲み物を持って入る時、ペットボトルから紙のコップに移し替え、その際、"毒味"として一口飲むことまで要求したという。館内にある自動販売機は販売中止になり、「休場」と書かれた紙が貼られた。

   千秋楽、最後の取り組みの横綱・鶴竜と大関・豪栄道戦で、鶴竜が負けると座布団が飛ぶ可能性があった。そのため、入場者には、「場内で座布団等の物を投げるなどの行為を行った場合は退場の上、処罰されることがあります」という「ご注意」を配ったという。

   さらに、週刊新潮がいうには、千秋楽の前に日に、平幕・朝乃山が豪栄道に勝ち、優勝を決めた取り組みは、豪栄道の負け方が不自然だったという。鶴竜が栃ノ心に負けた試合も不可解だったという。これは、千秋楽の最後の一番で座布団が飛ばないよう仕組まれたのではないかと憶測するのだが、そこまでやったとしたら、国技を侮辱する"国辱"ものである。まさかそこまではと思うのだが。

   東京観光を自らガイドを務め、愛想笑いに終始したのに、日本側のお願いはすべて却下され、ツイッターですべてをバラしてしまうトランプなどに、これほど気を使う必要はどう見てもなかったはずだとは思う。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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