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尾木ママ72歳「運転免許証を返納しました」ドライブチェックしてもらったらミスばかり

   教育評論家の尾木直樹さん(72)は11日(2019年6月)、車の免許を返納した。ドライブが趣味で、3年前まではほぼ毎日運転していたというが、高齢ドライバーによる事故が相次ぎ、自身の運転にも不安を覚えるようになったという。

   義理の息子にドライブチェックをしてもらったところ、「うまくできなかったですね。電柱があるのに、ブザー音が鳴るまで気付かなかったり、車道に来る自転車の発見が遅くてブレーキが遅くなったりしました」

   自宅の駐車場で愛車のエンジンをかけて最後のお別れ。車には乗らず、警察署に向かった。

課題は返納者の不便をどう解消するか

   警視庁によると、東京都内で先月(2019年5月)の1か月間に免許を自主返納したドライバーは約5700人。過去最多だ。尾木さんはこう話す。「返納者が住みやすい社会や地域を作るというのも、日本にとって大きな課題でしょう。返納者のパワーというか、『ここが不便だよ』という声は積極的に出していきたいです」

   司会の国分太一「東京都では高齢者を対象に、急発進を防止する装置の取り付け費用の9割を補助するということです。政府も安全機能が付いている車の限定免許を検討しているそうです。生活に車が必要な方も多いと思うので、こういう動きも見せていくのも必要です」

   原晋(青山学院大学陸上部監督)「最高速度が40キロしか出ない車とか、その限定の免許とかあってもいいですね」