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週刊現代の月3回刊化で朝日新聞が取材に来た―近ごろ講談社がおかしいのはこれだけじゃない
私だけが追及してきた週刊現代の月3回刊問題について、ようやくきのう12日(2019年6月)、朝日新聞が取材に来た。平週号なのに2週間売りにして、いまだに読者に何も説明していないのは、講談社という大手出版社が出す雑誌とも思えない"暴挙"である。
朝日新聞が週刊現代の鈴木崇之編集長に取材すると、今は変則だが、週刊をやめたわけではないと答えたという。ならば、2週間売りは合併号とするべきではないか。
今の講談社は何かがおかしい。女性誌ViViが自民党と組んだ広告記事がネット上で批判を浴びている。当然だろう。言論機関が一政党と組んでパブ記事をやるなど、私には考えられない。
講談社側は「政治的な背景や意図はまったくない」といっているらしいが、編集力が劣化してきて、正常な判断さえできなくなってきたのだろうか。
津田大介がツイッターでこの件でこうつぶやいたそうだ。「講談社は、もともとそういう出版社だったのだ。(中略)講談社は売れれば正義って文化の娯楽出版社だから、右も左もたくさんの本が出る」
この意見には賛同しかねる。講談社というのはよくも悪くも、他社のような主義主張のない、あっけらかんリベラルな出版社だった。週刊現代も、編集長が替われば主張も変わる。そうした社風をノンフィクション作家の本田靖春は気に入ってくれたのだ。今回の問題や、ネトウヨのような主張の本を次々に出すのは、つい最近のことだ。
それと、これだけはいっておきたい。百田尚樹の「海賊とよばれた男」の担当者は、ノンフィクションを愛し、分かっている加藤晴之である。取材もしっかりしている。幻冬舎から出した「殉愛」のようなものと一緒にしてもらっては困る。