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「山形・新潟地震」各地に被害!山崩れ、液状化、巨石が住宅すぐわきに落下

   きのう18日(2019年6月)午後10時22分に発生した山形県沖を震源とする震度6強の地震から一夜明け、「とくダネ!」は被災地の様子を速報した。村上市の上空から見ると、緑の山中の斜面に茶色の地肌が現れている。住宅地で取材すると、あちこちで屋根の瓦が落ちていた。

   住民が避難している高台の体育館ではノリ面が崩れ、歩道を遮っていた。新潟市で鉄道が運転を見合わせ、タクシーを待つ長い列ができた。山形県鶴岡市では市街地の駐車場の一部が液状化し、車が傾いていた。あつみ温泉ではあわててか、浴衣姿で避難する人もいた。

心配は今週末の雨

   キャスターの伊藤利尋「夜の発生で、怖い思いで逃げた方も多いと思います。一夜明けて、改めて被害が分かったこともあります」

   村上市の現場にいたリポーターの田中良幸が伝えた。「こんなに大きな石が山から落ちていました。朝になって分かったのです」。スタジオの全員が「お―っ」と驚いた。「見て下さい。直径2メートル以上あろうと思います。住宅のすぐそばなんです」

   カーブミラーを押し倒し、橋の欄干に当たり、ようやく止まった状態だ。幸いに人的被害はなかった。

   司会の小倉智昭「これだけの大きな石だと、通常の防護ネットでは止まらないですね」

   伊藤「さらに、雨が降り続けると、またという心配もありますね」

   気象予報士の天達武史「きょう19日(2019年6月)が警戒なんですが、週末にまとまった雨になる可能性があります。梅雨の本番になりますので、あす、あさってのうちに十分チェックしていただきたいと思います」