2019年 7月 23日 (火)

55年前の「新潟地震」の余震?昨夜の震度6強は震源もタイプもそっくり

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   18日(2019年6月)午後10時22分ごろ発生した山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震で、震度6弱を観測した山形県鶴岡市では、屋根の瓦が落ちる、ブロック塀が倒壊するなどしたほか、住宅街で道路が陥没し、液状化状態になるなどの被害が出た。

   上空からは、JR小岩川駅付近のほとんどの住宅の屋根の瓦が剥がれ落ちてしまっているのが確認できる。墓場の墓石も全て倒れてしまっている状態だ。あつみ温泉街にある老舗旅館「かしわや」では、内壁が崩れ落ち、お風呂のガラス戸が割れて散乱、ちゅう房には食器類が散らばっている状態で、揺れの大きさを物語っていた。

   館主の齋藤武大さんは「かなり大きな揺れで、みんなでつかまりあっていました。すぐ真っ暗になってしまって、パニックになりました」と話す。

2、3日はまだ強い揺れに注意

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   この地域は過去に、2004年の新潟県中越地震(震度7)、2007年の新潟県中部沖地震(震度6強)などを経験しているが、気象庁は今回の地震が55年前の1964年に起きた震度5の「新潟地震」に近い場所で起きたと発表した。地震予知連絡会委員の八木勇治・筑波大教授は、「今回は64年の地震よりもひと回り小さいので、津波の規模も小さいですが、まったく同じタイプです」と言う。

   昨夜の地震は、神戸から新潟に延びる「ひずみ集中帯」で発生したと見られている。太平洋プレートは日本列島をぐいぐいと押している状態で、ひずみが溜まっている地帯では、もともと「逆断層型」の地震が起きやすい。揺れの特徴は「縦に突き上げるような、斜め方向にゆさぶられるような揺れ」だ。

   「今回の地域は、とくにひずみが集中しやすい場所ですので、他の地域よりリスクが高い領域です。十分に注意しないといけません」と八木教授は説明した。「今後、2、3日は同じ規模か、それ以上の地震が発生すところに起こる可能性もあります。余震については、1週間ほどは注意する必要があります」

首都直下型や南海トラフとは直接関連なし

   30年以内に約7割の確率で起こるといわれている首都直下地震と南海トラフ地震に影響はあるのだろうか。八木教授は「ほぼないと考えます。今回の地震は規模が小さいですし、十分距離も離れていますから」

   司会の国分太一「ただ、どこで地震が起きてもおかしくない状況というのは間違いないですよね」

   八木教授「はい。日本のどこでもそうですね」

文   ピノコ | 似顔絵 池田マコト
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