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覚醒剤、無銭飲食で大暴れ・・・こんな危ない男をなぜ保釈?逃亡中の実刑被告

   神奈川県できのう19日(2019年6月)に、横浜地検の職員らが控訴審で実刑となった元被告を収監しようとしたところ、刃物を振り回して逃走するという事件があった。逃走に使った車は厚木市内で見つかったが、男は刃物を持ったまま逃走中で、厚木市は小中学校を休校にして警戒している。

   逃走しているのは、傷害、窃盗、覚醒剤取締法違反などで有罪となった愛川町の小林誠(43)で、一審の実刑判決の後に控訴して保釈になったが、控訴審判決で刑が確定しても、出頭要請に応じなかった。小林は身長171センチ、白いシャツに短バン姿だという。

収監の検察庁職員は丸腰

   事件の被害者の飲食店の話では、金を払わないので請求したところ、「おれを誰だと思ってる」と殴りかかってきたといい、「(覚せい剤か)目がおかしかった」ともいう。

   司会の小倉智昭「一審で実刑判決が出ても、保釈になるんですねえ」

   若狭勝(弁護士)「なかなかならないですがねえ。また、収監に警察官が同行するというのも珍しいです。拘引状を見て逆上したかもしれない。地検職員は武装してませんが、そのために警察官がいたんでしょう」