拳銃強奪の容疑者、小学生殺傷の容疑者、農水元次官刺殺の引きこもりの息子・・・3人の不気味なあの共通点
遠くないテレビがたけしを見限る日・・・過去の遺産にしがみつくスターの悲哀
妻との離婚以来、ビートたけしの評判が最悪である。滑舌の悪さは日に日にひどくなり、私にはたけしの言葉が聞き取れない。仕方なくボリュームをあげるのだが、今度は、いってる内容のお粗末さにげんなりさせられる。
週刊新潮は、18歳年下の愛人がついてからますます酷くなっているという。何しろこの女性、カネに対する執着が半端ではないようだ。銀座にある喫茶店に飾ってあるたけしの絵を、引き上げたいと通告してきたという。その絵を含めて、たけしの絵を全部売って稼ごうというのだ。たけしは、オレが描いた絵を売れば数十億円になるとほざいているそうだが、素人の絵なんぞ、そんな値段で売れるわけはない。
愛人から「カネが高い」「たけしの身体に触るな」などという理由で、たけしのヘアメイクや、女性整体師、スタイリスト、30代の男性マネージャーが次々に切られたり、辞めていっているという。
週刊新潮は、たけしが敬愛している高倉健の晩年と共通していると見る。高倉健を書いたノンフィクション・ライターの森功は、2人とも衰えを感じ、過去の遺産で生きている中で、周囲には弱さを見せられないという心の隙間に、スーッと女性が入ってきたと分析し、「スターの悲哀を感じます」と話している。
たけしを若いときから知っているテレビ朝日の元プロデューサーの皇(すめらぎ)達也は、最近のたけしを観ていて全然迫力がないのは、女の存在が原因だと見ている。「奥さんと別れ、息子にも見放されてしまったたけし。そんな男、視聴者から見ても格好悪いでしょう」といい、「もうテレビ局は彼を使い続けるべきではないと思います」と突き放す。
たけしは一度、自分が出ているテレビを録画して見てみたらいい。いかに醜悪な存在かを自覚すれば、自ら引くと思うのだが。