2019年 7月 23日 (火)

ハセキョンの女医役、キスありレズあり別れあり、女たちの肢体表現は?
<ミストレス~女たちの秘密 最終回>(NHK総合)

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    演出家(片岡敬司)から知らせをもらったので、第1回から視聴して、ついに最終回。女医の香織(長谷川京子)は愛人にモルヒネを渡して自殺幇助したのではないかと警察に出頭を命じられる。死んだと思っていた夫が生きていて、帰国していた友美(水野美紀)は、夫の野口より新しい恋人を選ぶ。悟史(佐藤隆太)ではない男のタネを宿して夫に離婚を迫られた冴子(玄理)は、1人で育てると決心したのに、夫は冴子以外とは考えられないと元の鞘に収まる。真実の愛の相手はレズの玲(篠田麻里子)だと気づいた樹里(大政絢)は・・・と、まあ、どれもこれも予想通りの大団円。

   10回もかけて、結局、NHKにしては過激(?)なキスシーンで夕刊紙の話題になったり、香織と死んだ愛人の息子・貴志との別れのシーンの手のアップが騒がれたり、『愛に生きる』若い女たちの、内面よりも肢体表現に重点が置かれたドラマだった。

   筆者が何より違和感をもったのは、女子会(?)で喋りまくる4人の女たちに生活感がなかったこと。子供との場面や台所での料理シーンを描いても、それは生活感とは言えない。作り手の意図は週末夜遅く、酔眼朦朧とした殿方たちの話題に上ることが狙いだったのではと邪推したくなったのである。ごめん。子意地が悪い女を演じたらピカ一だが、数字の取れないハセキョンに、知的だが恋にも溺れる女医役を振ったNHKの慈善事業が、珍しかったことは評価しておきたい。(放送2019年6月21日22時~)

                      (黄蘭)

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