2024年 4月 20日 (土)

「お金を清めないと子どもが死ぬ!」中国の「除霊窃盗団」日本上陸、女3人組に気をつけて!

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   神戸市にある中華街・南京町で15日(2019年6月)、市内に住む家庭教師の女性が中国語を話す3人組の女に現金約340万円と貴金属を盗まれる事件が発生した。

   3人は最初、被害女性に「中国語わかりますか?」と、日本語で話しかけた。「わかる」と答えると、今度は中国語で、「息子さんが交通事故で死ぬ。財産を清める必要がある。多ければ多いほどいい」などと言ってきた。

   驚いた女性が知人などから現金340万円を集め、数時間後に同じ場所で合流すると、「おはらいするのでお金を入れて」と3人は黒いビニール袋を差し出した。女性が現金や貴金属を袋に入れると、「おはらいするから目を閉じて」と指示。3人と別れた後、袋の中を確認したところ、別のものに差し替えられていたという。

「おはらいする」と袋に入れた現金340万円が消えた!

   被害はこれだけではない。3年前に被害にあった別の中国出身の50代女性は、巧妙な手口をこう明かす。見知らぬ女から、突然中国語で「夫が病気がちで、誰かいい医者はいないか?」と聞かれた。するともう1人、女が現れ、「知っていますよ」と会話に入ってきた。2人の女と一緒に行った別の場所では、「名医の孫」というもう1人の女が待っていた。

   最初の女の夫が病気とか、家の事情とか色々言い当てるのを見て、すっかり信じてしまった女性は、自分の母親の病気のことを相談する。すると「金品に悪霊が付いているから清めないといけない。家のお米、現金、貴金属を持ってくるように」と指示され、被害にあった。

   また、4月(2019年)には、中華街からほど近い三宮センター街で、40代女性が同様の手口で現金や貴金属を盗まれる事件があった。警察は同一犯とみている。

   中国人ジャーナリストの周来友さんは「もともと中国のあちこちでこういう手口の犯行が行われていた」と話す。中国で始まった「除霊窃盗団」が日本に上陸したというのだ。手口は進化しており、日本人も狙われているというから注意が必要だ。

   倉田真由美(漫画家)「初対面の人に色々言い当てられると、ホンモノだと思ってしまうこともある。でも、事前に調べている可能性もある。まずは疑うこと。お金のことを言われたらなおさらです」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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