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「いだてん」第2部スタート。視聴率はよくないが、「メチャ笑った」と阿部サダヲに期待の声殺到

   NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」は、6月30日放送から主演が中村勘九郎から阿部サダヲに変わった。東京五輪実現に執念を燃やす朝日新聞記者・田畑政治(たばた・まさじ)が主人公の第2部がスタートした。

   しかし、平均視聴率は8・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、依然として低空飛行、2桁台への回復はならず、20話連続で1桁が続く結果となった。

「半年間我慢して待った阿部サダヲ、一気に引き込まれた」

   ドラマは、金栗四三(中村勘九郎)が3度目のパリ五輪に出場、負けて帰って来た報告会で「負けちゃ意味がない」と息巻く若者が現れる。田畑政治だ。田畑は日本水泳を世界レベルに引き上げようと血気盛ん。朝日新聞に記者として入社、大物政治家の高橋是清(萩原健一)に接触。関東大震災で五輪参加に弱気の加納治五郎(役所広司)も驚くほど大量の資金援助を取り付けてみせる......という展開だった。

   視聴率は低迷しているとはいえ、ネット上では「一部より面白くなりそう」という期待の声が多かった。

   「半年間我慢して待ちに待った阿部サダヲ。一気に引き込まれた。田畑政治、史実としても知らない人だけど、とても魅力的に演じているので引き付けられた。あっという間に時間が過ぎ、来週から本当に楽しみ!やっと大河に戻れた~」

   「いいぞ、阿部政治! その喋り、動き、キャラクターから目が離せなかった。何度笑ったことか。しかし、きちんとストーリーは紡がれていく。クドカンテイスト爆裂上等。このまま楽しませて欲しい!」

   「期待しすぎていたのか、今一な気もする。緒方竹虎や河野一郎は後の大政治家だが、軽い配役だな。特に河野一郎は東京五輪大臣になるが、やっぱりコメディだとこんな顔ぶれなの? しかし女子アスリートがいよいよ活躍するみたいで次回以降はそれが楽しみ」

「もう争いごとばかりの大河はやめて」

   「阿部サダヲお疲れ様!と声をかけたいほどのワンマンショーだった。二部初回 笑ってしまったよ。紅一点薬師丸ひろ子が良かった。今後も楽しみです」

   「より演劇的になってきましたね!その昔クドカンや大人計画の舞台で主役を張っていた阿部さんのすべてをもっていく演技が大好きで、一度見た舞台を次の日も見たくて当日券並んだことなど思い出します。賛否両論あるだろうが、これからの半年が楽しみでしかたありません」

   そして、最後にこんな新しい大河ドラマ観も――。

   「評判がよくない今大河だが、時代劇に飽きていた自分は面白い。今まで知らされていないこの当時の政治、スポーツ、国民の生活等が面白く描かれており、新鮮な感覚で見ることができました。争い事ばかりの大河じゃなく、こういった近代の世相を知ることも必要だと思う」(テレビウォッチ編集部)