2019年 7月 16日 (火)

<いだてん~東京オリムピック噺(はなし)>(NHK)
ぼろくそ大河 阿部サダヲで巻き返しなるか?クドカン流くすぐり面白い

印刷
ロート製薬が開発した糀でできたクリーム。500円モニター募集!

   連続視聴率ヒトケタ台更新だの、大河史上最低視聴率記録更新だのと視聴率のことばかり話題になり、内容の方も、志ん生役のビートたけしがフガフガと何を言っているかわからないとか、主演の金栗四三役・中村勘九郎が地味だなど、これまた重箱の隅をつっつくような悪評ばかり。そんなざんねんな大河ドラマ「いだてん」が、30日(2019年6月)からいよいよ第2部へ。

   この日の第25回から主役がチェンジ。東京にオリンピックを誘致するために尽力した政治部記者・田畑政治をメインに据えての仕切り直し。演じるのは阿部サダヲだ。

   田畑は早口でそそっかしくて落ち着きがない。そんな彼は「口がいだてんだな」と言われる。走らない主役なのに「いだてん」なのかという疑問に、いきなり答えるというか、かなりこじつけにも思える。とにかく、口がいだてんの田畑が登場し、ドラマも一気にスピード感を増した。第1部にもこの速さがあれば、金栗四三ももっと記録を残せただろうに。

斉藤工 競泳選手なのに泳ぎ下手すぎ

   嘉納治五郎(役所広司)に投げ飛ばされ、高橋是清(萩原健一)に直談判し、オリンピック特別予算を手に入れるなど、初っ端から大車輪の活躍である。田畑の独走(暴走!?)は止まらない。萩原健一の最後の勇姿を見届けるだけでも価値あり。田畑の上司、政治部部長・緒方竹虎(リリー・フランキー)の行きつけのバー「ローズ」のママ(薬師丸ひろ子)も強烈なキャラで、田畑とのやりとりがすでに面白い。

   田畑は「体協の陸上びいきは目にあまる」と訴え、自ら水連を設立し、その水泳選手には斉藤工や三浦貴大がいる。残念なのは、斉藤工の泳ぎがいまいちなこと。市民プールでバチャバチャ楽しむ一般人ではない。オリンピック選手なのだから、もっと華麗な泳ぎを見せて欲しい。

   落語の「火焔太鼓」と、国からお金をぶん取ってきた田畑がうまくリンクしていたのもお見事だった。なるほど、クドカンはこれがやりたかったのかと、納得した。

   第1部で呆れ、「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)に逃げた人がどれだけ戻ってくるか。この回にかかっていた。結果は8.6%、前週7.8%からは微増だが、依然、ヒトケタ台は続く。勝負は折り返し地点から。ここから巻き返しとなるか。見ものだ。(総合日曜よる8時)

   くろうさぎ

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「無期転換ルール」、新たな「働き方」は軌道に乗っていますか?

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中