2019年 11月 21日 (木)

最終回を見ても、やっぱり甘ったれのOLだった失敗作
<わたし、定時で帰ります 最終回>(TBS系)

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   5月10日に第4回について書いて、「32歳にもなったOLが毎晩中華料理屋でビールを飲んでオダあげてバカか」と批判した。いよいよ最終回なのでもう一度取り上げる。絶賛する批評家もいたので、「どこがぁ?」と虚心坦懐に最終回を見たが、やっぱり納得できなかった。相変わらず、何かというと上海飯店でオダあげている。
   東山結衣(吉高由里子)は恋人・諏訪巧(中丸雄一)にフラれて、上海飯店でわあわあ泣き。定時で帰ることを標榜していた結衣だが、外注先が突然倒産するわ、大事な取引先の星印工場から、部長の福永(ユースケ・サンタマリア)を外せと言われるわ、で困惑する。結局、種田晃太郎(向井理)や結衣に負担がかかり、2人は寝ずの仕事。結衣はオフィスでぶっ倒れてしまう。社長に直訴して人員が増え、先輩・賤ケ岳(内田有紀)も再登場してめでたしめでたし。
   何とも甘ちゃんなのは、巧にフラれて大泣きした結衣が、最後は、かつて別れた元カレの種田から、「うちに一緒に住まない?」と誘われるとピョンピョン喜んで一緒に歩く。お前、自尊心がないのか!
   つまり、このドラマは「働き方改革」時代に自立した「定時に帰る」と主張する役付きOLの毅然とした生き方を描くのかと思ったら、とんでもない。結局は男に甘ったれて嬉し気に元カレについてゆく。
   アホか。高松建設のCMに出てくる女性のように、男に「一緒に住む?」と聞かれると、「ムリッ」と答えるべきであった。失敗作。(放送2019年6月25日22時~)

(黄蘭)

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