生理が楽に、肌荒れも改善する「ピル」―でも副作用は大丈夫? 不安の声を産婦人科医が解消
2019.07.08 13:20
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副作用に注意が必要な人は?
気になる副作用だが、ピルの服用で血栓症のリスクが高まるのは事実という。
脚などの血管内に血のかたまりができ、血管にそって移動して肺などの中に入ると呼吸困難などに重症化するおそれがある症状だ。血栓症が起こりやすいのはピルを飲み始めてから90日間で、リスクが高まるといっても1万人に3~9人とかなり少ない。飲み続ければリスクも下がってくる。
深沢さん「妊娠中や産後も血栓症が起こりやすいんです。ピルを飲んだせいで血栓症になるかもと怖がるより、メリットとデメリットを天秤にかけて、自分にとってどっちがいいのか選んでください」
40歳以上、喫煙者、肥満、高血圧など、特に血栓症に注意が必要な人もいるので、ピルを服用したいと思ったら必ず医師によく相談する。
橋本奈穂子アナウンサー「服用中はふくらはぎの痛みや息苦しさ、激しい胸の痛みや頭痛など、気になる症状が出たらすぐに病院へ。医師にピルを飲んでいると忘れずに伝えてください」
文
ピコ花子