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秋葉原でとんでもない迷惑行為が その名も「うんこマン」を取り締まる法律がない!?

   東京・秋葉原でとんでもない迷惑行為が起きている。「とくダネ!」は、その行為の瞬間を撮った49枚の写真を入手した。

   にぎやかな中央通りから一歩入ったビルの谷間の狭い場所で1人の男がしゃがんでいる。先月30日(2019年6月)のこと。「何をやっている?」と声をかけると、男は逃げるように走って行った。黒いTシャツを着て青いリュックを背負った30代の男だった。

店の前、電柱の陰、ビルの裏にド~ンと排泄物が...

   「『うんこマン』というフォルダにまとめています。迷惑は迷惑です。ここら辺あたりにドンと残っていることもあります」と写真を撮った近くの鉄道模型店の菅原智さんが話す。近くの会社員山縣正義さんも「月曜の朝など出勤すると、隅っこのところに」という。

   リポーターの田中良幸によると、少なくとも鉄道模型店の裏、向かいのビル、電信柱、近くの個人商店の4カ所で迷惑行為が確認されている。

   鉄道模型店のオーナー中島幸作さんに聞くと、「頻度としては4月(2019年)から6月まで約10回。1度だけ同じ人物を見ました。暑い時に窓を開けると、真下にされているので、勘弁してほしい」と顔をしかめ、迷惑行為をやめるように訴えポスターを貼り出している。

   中島さんは「こちらに来て謝ってくれたら。なぜしたのか、恨みがあったのか、イタズラ目的なのか、まず顔を見せてほしい」と呼び掛けている。

   リポーターの田中「多くの人が賑わう秋葉原に排泄物の被害があるんですよね。周囲を見ると、半径300メートル以内に公衆トイレが3カ所もあるのに」

   キャスターの山﨑夕貴「衝撃的ですね」

   この迷惑行為は罪に問われるのか。弁護士の山田秀雄氏によると、私有地なので軽犯罪法違反に問えない。店は不特定多数の人が出入りするので、住居侵入罪の適用も難しい。複数回の犯行を立証できれば偽計業務妨害に問える可能性もあるが、法律的にはハードルが高いという。困ったことだ。