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すべてジャニー社長が考えてた「グループ名」時代反映して名付け!若貴ブームからSMAP?

   ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、「時代を見る目があり、輩出したグループごとに時代背景を反映したコンセプトがあった」と、30年以上ジャニーズ事務所を取材している日刊スポーツの笹森文彦編集委員は話す。

   たとえば、1981年に結成された「少年隊」は東京ディズニーランド開園が大きく影響しているという。夢を与えるディズニーランドと同様、少年隊には「仮面舞踏会」や「デカメロン伝説」など、現実感や生活感のない歌をあえて歌わせた。1987年に結成された「光GENJI」は、ハレーすい星が最接近したことからヒントを得て、宇宙をイメージさせる「パラダイス銀河」などの歌を歌わせた。

「V6」にも裏メッセージ

   1991年の相撲の若貴ブームのときは、大相撲でアイドルなんて考えられなかったが、「次はスポーツと音楽の融合だ」と話し、これがスポーツのS、ミュージックのM、アッセンブル(集めるの意)のA、ピープルのPの頭文字を集めたSMAPの誕生につながった。

   1995年にデビューした「V6」は、「YOUたち、バレーボールできる?」というジャニー氏の一言から、バレーボールのVをとって名前が決まったという。芸能リポーターの山崎寛代さんは「V6のVにはビクトリーの意味もありました。グループの名前にはさまざまな裏メッセージも込められていました」

   笹森「時代を読み、メンバーのキャラクターを反映させながら名前をつけていました。基本的に、命名はジャニーさんが1人で考えていました」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「通常は1人の人が発想していると、どこか似てきてしまうものですが、ジャニーズには類似のグループ名はない、全部違いますよね。そこがすごい」

   司会の羽鳥慎一「時代背景に合わせるというジャニーさんの力には、驚きます」