2020年 9月 28日 (月)

「かんぽ保険」営業手当稼ぐため二重契約や新規偽装!社長らようやく認めて謝罪

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   日本郵政傘下のかんぽ生命が顧客に不適切な契約を行なっていたとして、植平光彦社長らはきのう10日(2019年7月)に会見して、ようやく謝罪した。営業担当者が自分の手当を増やすため、複雑な契約が飲み込めない高齢者につけ込んだ部分があったといい、不適切な契約件数は6万9000件にもなった。

   当初、長門正貢・日本郵政社長は「しっかりお客様のサインをいただいている案件ばかり。ルール違反はない」と開き直っていたが、植平社長は一転、平謝りとなった。

高齢者にはわかりにくい複雑な契約

   「不適切」は2つあって、1つは二重契約。保険見直しの際、旧契約の保険を6か月ほど先延ばしにしたまま新契約をして、保険料を二重にとっていた。これが2016年から去年12月までで2万2000件。

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   もう1つは無保険で、保険契約が切れた後も再契約を4~6か月先延ばしにしていた。この間に何かあっても、保険金は支払われなかった。これが4万7000件あった。

   いずれも、販売担当の営業手当に関わることで、通常の「乗り換え」だと手当が半額になるため、新規契約の形をとって手当を満額にしていた。営業担当の収入は、基本給+営業手当となっているが、「ゆうちょ銀行」や「日本郵便」に比べ、「保険」の手当は大きいのだという。

   元営業担当者は「契約が取れるといい収入になった」と話した。高齢者が多いかんぽ生命の契約者はうるさく言わない人が多く、担当者は「お客様は詐欺のように感じているんじゃないか」という。

   一方、窓口で販売する郵便局員へのノルマは厳しいという。契約の少ない社員はペナルティ研修を受けさせられたり、怒鳴られたりのパワハラまがいもあったらしい。元販売担当者は「いつかはこうなるんじゃないかと思っていた」と話す。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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