2019年 8月 20日 (火)

ノリも値上がり!46年ぶりの不作―「温暖化」と「きれいすぎる海」で成長遅れ

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   博多大吉キャスターが「今年(2019年)は記録的な日照不足で、いろんな野菜の値段が上がっているんですが、実はノリの値段も変わりそうなんです」と取り上げた

   養殖技術の発達で50年ほど前からノリの生産量は増えているが、ここ数年は不作が続いている。とくに今年は、国内で必要な量の20%が不足していて、46年ぶりの不作だという。卸値が上がった影響で、この夏から店頭価格も値上げされる見込みだ。

   何が起きているのか。小林孝司アナがノリの水揚げ量日本一の佐賀・有明海を訪ねた。原因のひとつは「温暖化」だ。ノリは海水温が23度以下にならないと十分に成長しないが、近年は23度を下回る時期が遅くなり、収穫期が短縮され、穫れる量が減っている。

   もうひとつの原因は「海がきれいになりすぎている」こと。ノリの栄養分になる窒素やリンが、下水処理によって必要以上に取り除かれてしまっているのだ。

養殖業者「例年の7割しかとれていない」

   ノリ養殖歴20年の田中達さんも、今年は例年の7割しか獲れなかったと明かす。養殖に使う網を増やして収穫量を補おうとしてきたが、網の手入れなどに手間がかかり、家族の負担が大きくなっているという。「皆さんにおいしいノリを届けたい気持ちですが、今のところ何の対策もない状態です」と肩を落とす。

   小林アナ「有明海だけではなく、全国的に起きていることなんだそうです」

   収穫量を増やすため、さまざまな対策が取られていて、東京海洋大学の二羽恭介准教授が解説した。「現在養殖されているノリは、寒い地域で育つものですが、海水温が23度より高くても育つノリの品種改良を国の研究所や大学で取り組んでいます。

   浄化については、兵庫県などで取り組んでいますが、下水処理を行っている施設であえて窒素やリンを取りすぎないようにして海に戻しています」

文   ピコ花子
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