2019年 8月 20日 (火)

「手足口病」流行中!大人にも感染の恐れ・・・しっかり手洗いして家族のタオルは別々に

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   「手足口病」が流行している。6月(2019年)には3000か所の小児科に約6万人の患者が訪れ、過去10年間で最多となったが、ピークはこれからだという。

   手足口病とは、手や足、口の中などに水ぶくれができる急性のウイルス感染症で、水ぶくれが破れて激しくかゆくなったり、口の中が痛くて飲食できなくなったりする。患者の9割ほどは5歳以下の乳幼児だが、大人がかかることもある。

   原因となるウイルスは15種類以上で、複数回発病する可能性もある。感染するウイルスによっては発熱することもあるが、38度以下の微熱が多い。ただ、今年は症状が重いケースが多いという。小児科医の峯眞人さんはこう説明する。

   「今年の特徴は、最初に38度台後半から39度くらいの高い熱が出て、手足以外にもボツボツが出る子が結構たくさんいます。例年の軽いタイプの手足口病に比べると、症状は辛いですね」

経口補水液、ゼリー、おかゆ、うどん・・・薄味でのどごしのよい食事

   感染が広がっているのはなぜなのか。子供の感染症に詳しい齋藤昭彦さんは、「手足口病は毎年流行しますが、ウイルスが毎年形を変えます。今年は変化の割合が少し高く、大きな流行につながっていると考えられます」という。

   安静にしていれば1~2日で熱が下がり、1週間程度で発疹が消える。あまり恐れる必要はない病気だが、これからの季節で怖いのが脱水だ。口の中が痛いと飲食しづらくなるが、経口補水液やゼリー、おかゆ、うどんなど、なるべく薄味でのどごしのよい食事をとるようにする。

   齋藤さん「手足口病のウイルスは、血液に乗って体内に広がります。それが脳や心臓の筋肉に感染すると、熱が続いたり、おう吐したり、頭が痛くなったりします。髄膜炎、脳炎だとけいれんを起こしたり、意識がおかしくなったりすることもあります」

   松岡忠幸アナ「一度手足口病と診断されていても、こうした症状が出てきたら、もう一度病院に行ってください」

   予防に有効なのが手洗いだ。手のひら、手の甲、指の間、爪、手首までしっかり洗い、30秒ほどかけて洗い流す。回復後も1か月ほどは排泄物の中にウイルスが残っている場合があるので、感染した子供のおむつを替える時は使い捨ての手袋をし、替えた後はしっかり手洗いする。

   よだれで感染するおそれもあり、家族とタオルを共有しないようにするのも効果的だ。

文   ピコ花子
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