2024年 4月 19日 (金)

「仁徳天皇稜」に複数の埋葬者!何者たちか?世界遺産登録で宮内庁も拒否できなくなった立ち入り調査

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地元自治体だけでは難しい「維持・保存」浸食激しく崩壊

   上空からのレーザー調査すると、大山古墳は浸食などのため前方後円墳の形が崩れてきたことがわかった。49基の古墳がある百舌鳥・古市古墳群をどう保存したらいいのか。

   大阪府藤井寺市が管理する津堂城山古墳は雨で表面の土が削られ、石棺がむき出しになりかねない状態だ。市は1000万円かけて修復することにしたが、担当者は「保全の見通しの立たない古墳もあり、前方後円墳の形状確保だけで財政が破綻する」と話す。

   保存は市町村が基本で、国や県はサポートに回る。福永教授は「もう少しサポートを手厚く」というが、これ以上の税金投入は難しい。クラウドファンディングの活用などが考えられるが、そのためには宮内庁は積極的に調査を受け入れる必要があるだろう。世界遺産の登録は、保存を義務化されたということでもある。

   *NHKクローズアップ現代+(2019年7月18日放送「新発見続々!世界文化遺産 古墳ミステリー」)

文   あっちゃん
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