2019年 8月 26日 (月)

監察医・万木朝顔と父親の平刑事が寄り添う父子の物語。事件ものというよりは遺体の声を聞く優しい家族のホームドラマ?
<監察医・朝顔 第1回 第2回」(フジテレビ系)

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   遺体の死因を究明する新米の法医学者の万木朝顔(上野樹里)は、突然、自分の勤務する興雲大学・法医学教室に、父親の刑事、万木平(時任三郎)がやってきたのでびっくり仰天。平はそこらへんの管轄の野毛山署に異動になったことを娘に言い忘れていた。朝顔の母・里子(石田ひかり)は実家に里帰り中、東日本大震災に遭い行方不明のままで、平は今も妻の遺体を探し続けている。

   よく出てくるシーンは、平と朝顔が食卓で向き合っている場面。2人は夕食の支度を毎晩、交代で作っているので、「今夜はカレーにする」とか言うシーンがある。つまり、遺体の声なき声を聞く監察医としての場面と同じくらいの分量で、平と朝顔の家庭が描かれている。そういう意味では、サスペンスというよりは穏やかなホームドラマに見える。平も朝顔も格別真面目な性格である。

   主任教授の夏目茶子(山口智子)は派手目の衣装で神出鬼没な法医学者で朝顔のよき理解者。NHKの『なつぞら』にもおでんやの女将役で山口は儲けものの脇役をやっているが、ここの主任教授も儲けものの医学者だ。年を取って主役は張れないが、印象深い準主役というポストを手に入れたナ、とからかいたくなる役柄である。

   上野樹里は一見チャランポランに見える女優だが、不思議にいい役が付く。インテリも過不足なく演じられる大人になったということか。視聴率も2ケタで、まあ、ご機嫌な出だしと言えよう。(放送2019年7月8日、15日21時~)

(黄蘭)

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