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疲れにくくなり腰痛も改善! 米スポーツ強豪大学で取り入れられた「IAP呼吸法」とは

   きょう22日(2019年7月)のあさイチは「カラダがラクになる裏ワザ」を特集した。

   タイガー・ウッズやジョン・マッケンローなど、多くのプロアスリートを輩出。「世界最強のスポーツ大学」ともいわれる米国のスタンフォード大学で、選手たちのトレーニングを専門に指導しているのが山田知生さんだ。

   山田さんが特に力を入れているのが、「IAP(Intra Abdominal Pressure)呼吸法」の指導だ。この呼吸法を取り入れたところ、学生たちが疲れにくくなった、回復しやすくなったことを実感。さらに水泳部では、腰痛の件数が呼吸法を始めてから1年で7分の1に減ったという。

   一時帰国した山田さんから、IAP呼吸法のやり方を教わった。

お腹を膨らませたまま息を吐く

   そもそもIAP呼吸法とは何なのか。「息を吐く時もできるだけ圧を保ったままにする。お腹が膨らんだまま息をフーっと吐くイメージです」(山田さん)

   息を吸う時にお腹を膨らませ、息を吐く時もお腹を膨らませたままにする。常にお腹の中の圧力が高い状態になり、体全体を支える脊髄が安定する。体の歪みが補正され、疲れにくい体になるという。

   まずは腰の上、骨がない部分を手でおさえる。4秒かけて鼻からゆっくり息を吸い、手でお腹の膨らみを感じる。最初は少し膨らんでいる程度でもOKだ。

   その後6秒かけて鼻からゆっくり息を吐く。お腹はできるだけ膨らんだままにし、呼吸中は肩が上がらないようにする。

   田村直之アナ「朝昼晩8回ずつやると、1週間くらいで身についてくるということです。重いものを持つ時などにこの呼吸法を使うと腰の軸が安定します。姿勢を正す他にも、リラックス効果もあります」

   ピコ花子