NHKの連続テレビ小説「なつぞら」(総合あさ8時)がちょっとバテ気味だ。視聴率20%台を快調に走り、23・6%も記録していたのに、6月後半から20%割れが増えているのだ。先週18日放送は18・7%と最低タイになってしまった。
今週も火曜放送は19・6%だった。日本の女性アニメーターの草分けがモデルの物語だが、ヒロインの奥原なつ(広瀬すず)が務める動画会社の複雑な人間関係に話の重点が移り、なつの暗い顔が多くなっているのが原因かもしれない。ドラマのもう一つの舞台である北海道・十勝の夏をもっと描いてほしい。(テレビウォッチ編集部)