<凪のお暇>(TBS系)
パーマ頭も似合ってしまう黒木華!さすが芸達者・・・どんな役やっても一瞬で心わし掴み
2019.07.24 18:51
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場の空気を読みすぎて、他人に合わせて無理しすぎた結果、会社で過呼吸を起こして倒れてしまい、仕事も恋もSNSもすべて辞めてリセット。しばしお暇をいただく28歳、大島凪の物語。ヒロインを演じる黒木華がいい。番宣であのパーマ頭を見た時はイメージが違うかもと不安だったが、さすが銀熊賞受賞女優である。一瞬で心を掴まれた。
空気読み過ぎ癖もうやめた!仕事も彼氏も断捨離
仕事でミスがあり、「誰がやったのか」と追及する上司に、誰も名乗らず険悪な空気になるのが耐えられず、身代りで手を上げてしまう凪。お弁当を持ってきたのに、同僚にランチに行こうと誘われれば、断りきれない凪。同僚のSNSは常にチェックし、「いいね!」を押し、「わかる!」と同調。自分がどうしたいのかではなく、空気を読んでばかりの日々だ。
つきあっている我聞慎二(高橋一生)との関係も同様で、社内イチの人気者で自慢の彼だが、つきあっていることは内緒にしている。ある時、我聞が凪のことを「結婚する気はない。あっちがいいからつき合ってるだけ」と言っているのを聞いてしまい、ショックで過呼吸になってしまう。
そのことをきっかけに、仕事も彼氏も家財道具一式もすべて断捨離。東京のはずれ、家賃3万円のオンボロアパートで新しく生まれ変わろうとする。「おつり漁りババア」と呼ばれている吉永緑(三田佳子)、しっかり者の小学5年生・白石うらら(白鳥玉季)、イベントオーガナイザーという怪しげな仕事をしている謎の男・安良城ゴン(中村智也)などなどが隣近所だ。