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連投・多投を美談にするな!163キロ大船渡高・佐々木朗希投手の登板回避は爽やか判断

   高校野球岩手県大会決勝に、163キロを投げる大船渡高校の佐々木朗希投手は登板しなかった。国保陽平監督は「故障を防ぐために起用しませんでした。今までの公式戦3年間の中で、一番(肩が)壊れる可能性が高いかなと思って、(登板の)決断でませんでした。何よりも未来なので」と語った。

   佐々木は「監督の判断でしょうがないと思います。試合に出たいという思いは当然なこと。投げたい気持ちはありました」と、やはり残念そう。

   試合は花巻東の猛攻で12-2と大差で敗れ、35年ぶりの甲子園出場を逃した。

地元市民は残念そうだけど・・・

   地元の大船渡市民は、「朗希くんを見たくて応援しているのだから、最後の最後には出してもらいたかった」「みんなが応援していた。ガッガリ」と残念がる。佐々木は2回戦から準決勝までに435球を投げていた。日本ハムのエースとして活躍した野球解説者の岩本勉氏は「からだに大きなダメージだ」という。

   司会の加藤浩次「連投を凄いとか、美談にしてしまう世の中の空気が変わらないと」

   元ラグビー日本代表の大畑大介「連投してチャンピオンになるのは格好いい。これがダメなんですよ」