テレ朝「モーニングショー」選挙終ったらやり出した週刊新潮スクープ「石崎徹暴力事件」自民党に忖度?
大船渡高・佐々木朗希投手の起用回避!選手ファーストの決断を断固支持
心配だといえば、163キロを誇る佐々木朗希投手(3年)が、岩手大会の決勝戦に出場せず、大船渡高校は敗退して、甲子園に出られなかった。國保陽平監督は「どこかが痛いというわけではないが、故障の予防のため私が判断した。練習試合などと大会では負荷が違い、疲労は想像以上。この3年間の中で一番故障する可能性が高いと思った」(朝日新聞7月26日付)と語っている。
佐々木は「高校野球をやっている以上、試合に出たいのは当然のこと。投げたい気持ちはあった」(同)と答えている。
週刊文春によれば、この監督はアメリカの独立リーグを経験している32歳で、これまでも佐々木に対して、「まだ(自身の)球速に耐えられる身体ではない」と登板回数や球数に細心の注意を払ってきたという。
監督の試合後の口癖は、「きょうもケガなく終われて良かった」だそうだ。佐々木を甲子園で見たかったという地元や高校野球ファンにとっては残念な形で終わってしまったが、この決断は、佐々木にとって必ずいい方向に出ると思う。
暑さが40度を超える甲子園で何連投もすれば、どんなに肩の強い投手でも疲労がたまり、プロへ行ってから故障する選手が続出する。プロ野球のスカウトたちは、監督に感謝しなくてはいけない。私はこの決断を支持する。
この監督とは正反対といっては失礼だろうが、広島カープの緒方孝市監督(50)が、怠慢プレーをした野間峻祥を試合後に呼び出し、監督室で叱責したうえ、鉄拳制裁したことが是か非か、論議になっていると週刊新潮が報じている。
星野仙一の暴力はよく知られていた。野村克也は「暴力はいけないよ。野蛮だから。プロ野球だよ。話せばわかるじゃん」というが、私は、その選手のことを本当に思って怒り、殴るのはいいと思う。一番いけないのは、自分への怒りを他人に向ける身勝手な暴力である。
最後に、レアル・マドリードに移籍した久保建英の話。父親もサッカーをやっていたが、鳴かず飛ばずだったというが、息子・建英には2歳の頃から年間350日以上、公園でボールを蹴らせたという。それに、何百冊も絵本を買い込み、毎日読み聞かせしたそうだ。サッカーの送迎の時は宮沢賢治のCDを聴かせ、枕元では「三国志」や「水滸伝」のほかに戦国武将伝のあらすじを聞かせたそうだ。
個として判断するためには「知性」が、チームプレーのためにはコミュニケーション能力がいると考えてのことだという。天才は一夜にしてならずということである。(文中敬称略)