2019年 10月 22日 (火)

実在の企業再生請負人弁護士 村松謙一氏に扮する反町隆史がおちついた中年ぶり。命を助ける倒産危機脱出のものがたり
<リーガル・ハート 第1回>(テレビ東京系)

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    裏にフジテレビの月9がある時間帯にぶつけてきたので、初回の視聴率はたったの5.4%であったが、内容は面白かった。ドラマBizの真打登場と局は考えているのだろう。企業再生の弁護士に反町隆史をもってきた。実在の村松謙一弁護士の奮闘物語だ。反町は若い頃より子供を育てている父親になってからキザな嫌味が減った。

   網代中央水産社長の山谷護(石黒賢)は飛び込み自殺をしようとしていた。だが、死ねない。従業員の家族まで数えたら多くの命を預かっている社長の自分が責任放棄することになるからだ。弁護士の村松にすがる。村松は100社を超える企業を救ってきた再生請負人であるが、メインバンクを含めて債権者たちを集めて8割債権放棄を提案する。銀行の佐々木審査部長(高嶋政宏)はケンモホロロ。

   そこから村松の眼光が冴える。山谷が社員や地域の人たち皆に信頼された人柄のいい経営者であり、引責辞任に反対して多くの署名が集まる。次々に手を打ち、最後は審査部長までが、再生に力を貸してくれることに成功する。似たような企業倒産話はTBSのお得意分野だが、あの福澤演出のようなドアップ顔の煽り演出はない。

   むしろ淡々としている。地味な演出だ。家族の描き方も理知的な妻・祥子(和久井映見)ほか、自然体である。「生命にかかわるから、危ない会社は100%救わねばならない」という本物の村松氏の信念が今後の話でどう生かされるか楽しみである。脚本は西荻弓絵。(放送2019年7月22日21時~)

   (黄蘭)

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