J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

吉本騒動第2幕の見どころ 松本人志、加藤浩次、明石家さんま...大物芸人が反旗を翻すタイミングは?

   吉本興業は26日(2019年7月)、宮迫博之(49)に対して下した契約解消の撤回を「再度検討せざるを得ない」と異例のコメントを発表。一部メディアはこれを受け、「宮迫はまだ嘘をついている」などと疑惑を報じたが、宮迫はこうした報道に対し、法的措置をとることを考えているようだ。

松本人志「加藤浩次と同じ気持ちだよ」

   29日(2019年7月)の日刊スポーツは「最近、まるっきりないことを、『創作』のように報じているメディアもありました。僕には家族もいます。すでに弁護士さんと相談していまして、こうした報道に対しては法的な手続きをとる検討をしています」という宮迫の言葉を掲載した。

   一方、一連の騒動を巡っては吉本に所属する大物芸人らも声を上げている。松本人志(55)は28日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「(吉本が)何か悪いことやってるんだったら、それは正直に全部言ってくれと。そこをちゃんと明確にしないんやったら、僕は芸人全員連れて出ますわ」とコメントし、退社を辞さないことを示した。

明石家さんま「若い困ってるヤツを助けたい」

   27日には、明石家さんま(64)が自身のラジオ番組で「来年かぁ。俺が吉本いるかどうか分からへんからな」と、吉本を離れる可能性を示唆。「今は離れるつもりはないですけども。ここ(吉本)にいて若い困ってるヤツを何とか助けてあげることができるように中にいるつもりです」と話した。

   2人は、吉本の岡本昭彦社長(52)の謝罪会見についても言及。それぞれ、「テンポないわ。ぐだぐだでもええから、テンポ出したらええねん」(さんま)、「0点でしたね」(松本)とダメ出しをした。

   テレビの生放送で退社の意思を示した加藤浩次(50)について、さんまは「ああいう行動をとって僕は正しいと思う。人としては賛同できます」と評価した。加藤と対立関係にあると報じられた松本は「最近めちゃくちゃ加藤と電話でしゃべってますから。VS構造にはなっていない。むしろ、2人のいっていることは全く同じ気持ちで。ただ、ゴールは少し違っている部分もあるので、折衷案を今探っている状態なんです」と説明した。

   ビビットでは、カンニング竹山が「闇営業問題と会社のお家騒動を、ごっちゃにして話そうとする人が多いけど、これは別々の問題。闇営業の事でいうと、普通に考えて、宮迫さんはちゃんと謝ったわけですから、あれ以上ウソを吐く訳がない。(金塊強盗犯からは)お金をもらっていなかったという証人もいるわけですから」とコメント。メディアの姿勢に対しては「誰と誰が仲悪いとか、煽りすぎ」と苦言を呈した。

   カンニング竹山「吉本さんの経営に関しては、社員とタレントさんが話し合って解決すればいい問題。色んなメディアが元マネージャーとか元芸人とか今の経営に関係ねーだろってヤツをバンバン出して、あることないこと言わせている。きちっと冷静に見ないと」