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名倉潤「頸椎椎間板ヘルニア手術でうつ病」ってどういうこと?激痛再発への恐怖で落ち込み

   お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤(50)がうつ病のため、2カ月間休養に入ると、きのう1日(2019年8月)に所属事務所が発表した。昨年6月(2018年)に受けた頸椎椎間板ヘルニアの手術のストレスが原因という。名倉は「少しの間、休養させていただきます。体調を回復させて戻ってまいりますのでよろしくお願い致します」とのコメントを出した。

   頸椎椎間板ヘルニアは首の骨と骨をつなぐ椎間板が飛び出し、神経根や脊髄を圧迫する病気だ。高島平中央綜合病院の早川恵司・脊椎センター長によると、この世で体験したことがないような激痛を感じる人もいるといい、名倉については「手術以前から、慢性的な痛みに長期間苦しんでいた可能性があります」と指摘する。

専門医「悪循環に陥って脳内物質セロトニンが減少」

   頸椎椎間板ヘルニアは、手術が成功しても強い痛みを感じることがあるといい、さくら整形外科・眼科の小森剛院長は、(1)手術後も強い痛みを感じる(2)また再発するのかと不安になりストレスがたまる(3)セロトニンなど安心な気持ちにさせる脳内物質の分泌が減り、痛みを抑制できなくなる――という悪循環に陥って、うつ病なることがあると説明する。

   吉永みち子(エッセイエスト)「私は腰椎の椎間板ヘルニアでしたが、本当に痛いんです。この先どうなるんだろうと不安になるし、精神的なものと身体的なものが重なって痛いんですよね」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「早く復帰して3人でやるんだという責任感を捨てて、2カ月というスパンを決めず、完治するまで気楽に考えてほしいですね」