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名声優の増岡弘、「マスオさん」と「ジャムおじさん」卒業 82歳の高齢理由、今月中に最終出演

   声優の増岡弘(82)が高齢を理由にフジテレビ系「サザエさん」(日曜)のマスオ役、日本テレビ系「それいけ!アンパンマン」(金曜)のジャムおじさん役を卒業することが5日(2019年8月)、両局から発表された。

   ネット上では「お疲れさま。長い間ありがとう!」と感謝の声であふれている。

 

   増岡のマスオは1978年6月からだから41年、ジャムおじさんは88年10月からだから31年演じてきたことになる。親子2代、人によっては親子3代で増岡のホッコリした癒し系の声に親しんできた人もいるのではないだろうか。増岡の最終出演は、「サザエさん」が18日放送分、「それいけ!アンパンマン」が9日放送分となる。

後任はマスオさんが田中秀幸、ジャムおじさんは山寺宏一

   後任はマスオが田中秀幸(68)、ジャムおじさんは山寺宏一(58)が務める。田中秀幸といえば、人気野球漫画「ドカベン」の山田太郎の声で有名。ほかに「キン肉マン」のテリーマン、「ガッチャマン」のヘムラー、「未来少年コナン」のルーケ役でおなじみ。

   一方、山寺宏一は「アンパンマン」のめいけんチーズ、かばおくん、「ルパン三世」の銭形警部、「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ、ディズニー映画「アラジン」のジニー役でおなじみだ。

   田中は「これまで同様、皆様に愛されるマスオでいられるよう、精いっぱい演じさせていただきます」、山寺は「演技だけでなく、そのお人柄も含めてジャムおじさんそのものでした」と増岡に敬意を表すコメントをした。(テレビウォッチ編集部)