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「浅間山」噴火警戒レベル3に引き上げ!夏休みの軽井沢・草津観光はご注意を

   浅間山(標高2568メートル)の山頂火口で7日午後10時すぎ(2019年8月)に噴火があった。気象庁は、噴火警戒レベルを5段階の1から3(登山の禁止など入山規制)に引き上げた。

   噴火は6月以来4年ぶり。真っ赤な炎を噴き出した後、噴煙が1800メートルまで上がり、大きな噴石が200メートルまで飛散した。2000年代に入ってから、間山は数年おきに警戒レベル1~2程度の模噴火を繰り返してきた。

2014年の御岳山噴火に酷似

   地震・火山学者の島村英紀・武蔵野学院大特任教授は「噴火の前兆がなく、警戒レベルが低かったのは、2014年の御嶽山の噴火(警戒レベル1で死者、行方不明63人を出した)に似ています。1783年には大噴火も起きており、注意が必要です」と解説する。

   司会の羽鳥慎一は「夏休みに、周辺への旅行を計画している方もいらっしゃると思います。気象庁は浅間山の登山口には近づかないよう呼びかけています。ご注意ください」

   浅間山のふもとは軽井沢・草津で、登山口は有料道路などとも近い。夏休みに出かける人も多いだろうが、気象庁の情報にご注意を。