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もはやあおり運転ではなく暴力事件!すぐ逮捕しろ――高速道路上で車止めさせ殴打

   もやはこれはあおり運転などではなく、暴力犯罪である。警察はなぜ逮捕しないのか。10日(2019年8月)、茨城・守谷市の常磐自動車道を走行中の乗用車が、別の乗用車に5分間にわたって走行を妨害され、運転者が暴行を受ける様子がドライブレコーダーに記録されていた。

   被害を受けた男性Aさんによると、追い越し車線を走行中、左側から白い乗用車が急に割り込んできて急ブレーキを踏んだり、低速で蛇行運転をしたりといったあおり運転を始めた。運転していた男は窓から身を乗り出して、「降りてこい。今すぐ殺してやる」などと叫び続けている。

   さらに、車は高速道路の真ん中で、Aさんの進路を遮るように停車。すると、助手席から女性が笑いながら携帯電話で撮影しながら降り、運転席からは男が叫びながら降りてきて、Aさんの腕を窓越しにつかんで引っ張り、携帯電話を奪おうとする。

   このはずみでAさんの足がブレーキから離れ、車が前進して白い車にぶつかると、男は激高してAさんの顔を5回殴打。Aさんは口と顎を切るけがをした。Aさんが隙を見て車の窓を閉めると、男は自分の車に戻り、そのまま走り去って行った。

同乗の女が面白がってスマホ撮影

   Aさんは映像とともに警察に被害届を提出したが、1週間もたつのにまだ逮捕されていない。ドライブレコーダーには男と女の顔がはっきり写っており、ナンバーも読み取れる。Aさんは「ただ走っていただけなのに、執着されて殴られて理不尽しかない。一刻も早く捕まってほしい。二度と運転してほしくない」と話している。

   司会の国分太一「一部の情報によると、東名高速でも同じナンバーの車から被害を受けた車がいるそうです」

   堀尾正明キャスター「女性が映像を撮っており、楽しんでいるとしか思えませんね。こういう相手が降りてきたときには、窓を開けない、ドアを開けないのが鉄則です」