2019年 11月 13日 (水)

真木よう子の指令室室長が下手くそ。唐沢寿明の元強硬犯一係のアクションは見せるが
「ボイス 110緊急指令室 第1回~第5回」(日本テレビ系)

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   偏見だとわかっているが、連続ドラマにおいて真木よう子が主演するとつまらないものが多い。筆者は彼女を好きでも嫌いでもないのに、このジンクスは未だに続く。今回は指令室で画面を見ながら指示を出す重要な室長・橘ひかり役で、異様に耳が鋭く、犯罪の現場とつながった場面で、被害者の背後の微かな音を聞き分ける。

   何故真木のドラマがつまらないかといえば、今回の役でも、大きな目を剥いてシリアスの極みなのだが、嘘っぽい。はっきり言うと演技が下手なのである。自分が写されていることに陶酔しているのかカメラを意識しているのが見え見え。演出家の責任でもある。

   第5回は6歳の男の子が母親に包丁で腹を刺され、洗濯機の中に逃げ込んで「助けて」と懇願している状況だ。背後の音は微かな風鈴のようで、元強硬犯一係の樋口(唐沢寿明)は、団地の管理人を疑い、弛緩剤を飲まされそうになっても見破り、逮捕する。「静」の室長場面と「動」の樋口の対比はいかにもドロドロの韓国ドラマ風。

   動きの激しさはサスペンスを醸成するのに役立つが、今回の演出でも間抜けな場面がある。たった6歳の子供の腹から出た血が、洗濯機のホースに漏れ出していて、追ってきた母親がニヤリとする。バカ者。ホースから漏れた血が血だまりを作るほどなら、とっくに子供は死んでいるはずだ。こんなボケた細部を見るとガックリくるのだ。人間は3分の1の血液を失うと亡くなるのだよ。(放送2019年8月10日22時~)

   (黄蘭)

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