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あおり運転 ドイツは裁判所が危険と判断すると生涯免許剥奪、イギリスは最大2年間拘束、最低1年間免許没収

   あおり運転に対処する法整備の遅れが目立つ日本に比べ、ドイツやイギリスはだいぶ進んでいるようだ。

   ドイツでは、事故の大小に関係なく、裁判所が危険と判断すると生涯免許剥奪が可能だ。「社会の安全を守るため」という理由で、飲酒運転を何回も繰り返した場合や、他の車に攻撃的なドライバーが対象という。

   イギリスには、悪質なあおり運転には死傷者の有無に関係なく危険運転罪が適用される。最大2年間の拘束、最低1年間の免許没収という。

菅野朋子弁護士「厳罰化では根本的解決になりません」

   青木理(ジャーナリスト)「なんらかの規制は必要ですが、今回のあおり運転殴打事件のようなことが起きると、カッとして感情的に反応してしまうこともあります。冷静にバランスをとって考えないといけません」

   菅野朋子(弁護士)「厳罰化は一方にあるが、根本的解決にはなりません」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「法整備は必要だ。ただ、劇薬だから、行政任せにせずに裁判所の判断で抑制的に使うことです」

   司会の羽鳥慎一「イギリスでは抑止力になっています。考えていかなければいけないことではあります」