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3台であおり運転してバールで恐喝!それでも起訴されないの?警察・検察は甘すぎないか

   悪質なあおり運転が次々と発覚しているが、北海道・倶知安町では6月(2019年)、3台の車で赤ん坊も乗った夫婦の車を追いかけ回し、停車させたあげくに、バールを持って脅していた。

   夫婦の車がトンネル内で蛇行運転をしていた3台の車を追い抜くと、20分間も追いかけ回され、赤信号で止まったところで前後を挟まれた。車からバラバラと数人の男が降りてきて、中にはバールを手に「降りてこい」と怒鳴っているのもいる。幼い子を抱いた女性もいて、スマホでナンバープレートなどの撮影を始める。

   夫婦は警察に通報して助けを求め、警察官が駆け付けた。威嚇していた会社員(24)が暴力行為等処罰法違反の疑いで書類送された。被害夫婦は「窓を開けなかったのが良かった」と話している。

ドラレコ映像あっても泣き寝入り?

   司会の加藤浩次「怖かっただろうなと思いますね。バールを持ち出した男も、家族で乗っていて、女性が写真を撮っていましたねえ」

   犬山紙子(エッセイスト)「ストレスを発散するためのきっかけを求めているかのようですね」

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「日本は治安がいいから、暴力的に振る舞う人が、証拠さえなければ通ってしまう。被害者は泣き寝入り。アメリカだと、治安のレベルが低いから、初めから近寄らない」

   下川美奈(日本テレビ報道局社会部デスク)「このままだと、(書類送検の男は)起訴猶予になってしまうでしょう。今はあおり問題に厳しいから、司法も考えるかもしれないですけど」