2019年 9月 17日 (火)

大森南朋が毒舌の解剖医を演じ、権力志向の院長・仲村トオルや新人解剖医、管理官・松雪泰子らと織り成すドロドロサスペンス
<サイン―柚木貴志の事件―第1回~第6回>(テレビ朝日系)

印刷
独自成分T21配合!日清食品のアレルライトハイパー。今だけ...

   以前テレビマンのパーティで大森南朋に紹介されたことがあった。『ハゲタカ』(NHK)で突然スターになった頃で、ニコリともせずに無口のまま突っ立っていたが、不思議に感じは悪くなかった。その時の素の印象の通りの役が、今回の解剖医・柚木貴志である。新人の解剖医・中園景(飯豊まりえ)にボロクソに言う先輩医で、6回は首に痕跡を残して女を殺す殺人鬼に、3年前、妹が毒牙に罹り未だに昏睡状態のままの景に対して優しく振舞う一面を覗かせる。

   権力志向の日本法医学研究院院長の伊達明義(仲村トオル)との対立、親以上の存在だったかつての院長の兵藤邦昭(西田敏行)の自殺は25年前の医療ミス隠蔽事件が関係している。柚木の父親の死、景の妹の事件、兵藤たちが隠蔽したらしい医療ミスの真相など、連続した謎解きと、毎回の事件の顛末とが織り成すサスペンスだ。

   捜査1課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は女だてらに上昇志向が強く、柚木とかつては恋仲だったのに今は結構冷たい。捜査官と解剖医たちが入り乱れてややこしい。一筋縄でいかないのは主人公=正義とはいかなくて、柚木も解剖結果の発表で忖度をする複雑。

   第6回では、殺人者が被害者の頭のテッペンに凶器を振り下ろさず、首のあたり止まりだった理由が、実行犯の男が「右肩が痛い」と言っていたことに閃いて、低い位置だったとする結論が「なるほど」と思わせたのと、殺人首謀者の薄気味悪い笑いが怖かった。(放送2019年8月22日21時~)

   (黄蘭)

採点:1
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中