2019年 12月 6日 (金)

「タマネギ男」と「死神」対決に国中が固唾を飲む? 悪化する日韓関係、韓国国民のホンネどこに?

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   日韓関係の悪化に伴い、韓国ではさまざまなデモが行われている。一昨日(2019年8月31日)には午後7時頃からソウルで反安倍政権を掲げる集会が行われ、約500人が参加。「侵略支配を謝罪しろ」「強制動員謝罪しろ」などとシュプレヒコールを上げた。

   しかし、その3時間前には文在寅(ムン・ジェイン)大統領を批判する集会も行われていた。こちらには反安倍をはるかに上回る数千人が参加。参加者は「協力すべきなのに今の韓国のやり方は一方的で間違っている」「反日感情をあおって自らの政権を延命させる策略だ」と文政権への批判を口にした。

韓国TVが報じない「反安倍」より多い「反文大統領」デモ

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   この集会には「テレビが真実を報道しない」とYouTuberたちも集結し、動画配信を行っていた。

   韓国国民が許せないのは、文大統領側近のチョ・グク氏(54)のスキャンダルだ。娘の不正入学、息子の兵役逃れ、妻の資産隠しと、皮をむいてもむいても次々と出てくる疑惑に「タマネギ男」の別名が付けられたほどだ。

   現地では、韓日問題とチョ・グク氏問題のどちらに関心があるのか。ビビットがソウルで50人に緊急アンケートを取ったところ、32人がチョ・グク氏問題と答えた。チョ氏の娘が入学した高麗大学では、先週金曜日に学生によるデモ行進が行われるなど、若者たちは特に不正入学に憤慨している。

   チョ・グク氏に対する捜査を行っているのはユン・ソクヨル検察総長(58)だ。2013年に大々的に朴槿恵(パク・クネ)政権の不正捜査を行ったことで地方に左遷された過去があるが、2016年に朴大統領の国政不正介入に対する捜査チーム長に大抜擢され第一線に復帰。捜査されると逃げきれないことから「死神」とも呼ばれている。ユン氏は今年(2019年)7月、40人をごぼう抜きで検察トップに就任した。文大統領が抜擢した検察トップが大統領側近のチョ氏を捜査するという異例の構図となっている。

「タマネギ男」国会聴聞のTV中継が政治ショーに

   次に焦点となるのはチョ氏に対する聴聞会だ。今日2日(2019年9月)にも開催される予定だったが延期され、韓国のお盆にあたる秋夕(チュソク)休みの9月12日~13日の日程が有力視されている秋夕休みは大家族が一同に会してテレビを見ることが多く、連休中に世論が形成されるといわれている。その一方で聴聞会の引き伸ばしにより、メディアのネガティブキャンペーンや文政権の反日政策が先鋭化するなど、日韓関係が悪化することも懸念されている。

   クォン・ヨンソク(国際政治学者・一橋大学准教授)「朴政権の時とは疑惑の内容が違う。早く聴聞会を開いてチョ氏の意見を聞いてみたい」

   堀尾正明(フリーアナウンサー)「朴前大統領は自身に問題があったが、文大統領は側近の問題。ただ、文大統領がチョ氏を切ったとして、国民の人気が回復するか」

文・みっちゃん

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