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奈良県の寺の仁王像からミツバチがブンブン飛び出す 「殺生禁止」で駆除できず、さあ困った

   奈良県葛城市の當麻寺にある仁王像(木造金剛力士立像)から大量のミツバチが飛び出し、参拝客や住職が困惑している。「駆除したいのですが、仏像の前でむやみに殺生もできません」の張り紙も出た。厳しい形相の顔に群がるミツバチの映像がSNSに投稿され、再生回数は14万回を超えた。

   ミツバチは仁王像の口や目からひっきりなしに出入りする。参拝者からは「初めて見て、ワーッという感じでした」「けっこうブンブン飛んでいる。すげー!」などの声があがった。住職から相談を受けた市の担当者は「頭の中の空洞に巣がある可能性」を指摘する。

仁王像の顔の中にミツバチの巣が

   住職は「何度か薬で追い払おうとしたが、数年で戻ってくる。穴ふさぎのためにむやみにテープを張ることも、仏像にはできません」と弱りきる。

   斎藤ちはるアナ「巣には女王バチ1匹と働きバチ5000から1万匹がいるといわれます」

   ハチハンターの田迎真人さんによると、ニホンミツバチはおとなしい性格だが、薬剤をかけると猛然と向かってくるそうだ。「今が一番活発に動き回る時期で、仏像の中は直射日光や外敵から身を守れる快適な環境」という。

   石原良純(タレント)「参拝者が過剰に反応すると怖い」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ハチにとっては穴の開いた木なんです。映像はホラーだったね」

   司会の羽鳥慎一「大変な事態です。なにか方法があれば安心できますけど」