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深夜の居酒屋の子連れ飲食、条例で禁止するってアリ? 沖縄県浦添市で大議論

   沖縄県浦添市で深夜に居酒屋などで子連れ飲食をすることを禁じる条例を制定すべきかどうかの議論が持ち上がっている。「8月27日(2019年)に開かれた市民会議というイベントで意見が出て、市が検討を始めました」(斎藤ちはるアナ)という。市民からは賛否両論だ。

「タバコが子どもの健康によくない」「家族の勝手でしょ」

   市に寄せられた条例賛成意見は「居酒屋ではタバコも吸うし酒も飲む。料理は脂っこいので、子どもの健康に良くない」「深夜となれば、酔い客の言動も心配だし、子どもの睡眠時間も減る」など。反対側からは「家族のコミュニケーションは夜が多い。夜は家に子どもだけおいておけない家庭もある」「条例で強制することではない」といった疑問が出た。

   青木理(ジャーナリスト)「それぞれに理解できますが、本能的に深夜の子連れ飲食は良くないと思います。ただ、家庭のことにまでに行政が入り込むのはどうか。シングルマザーとか、仕方ない人もいます」

   菅野朋子(弁護士)「毎晩、居酒屋飲食が続くのは好ましくないが、あたりにファミレスが少ないとか、やむをえない事情もある。条例というより生活環境の問題では」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「子どもにとってどうなのかで考えるべきだ。居酒屋でする会話は下ネタもあるし、聞かせたくない内容が多い。子どもにいいことはない。条例ではなく、(規制は)店の努力義務としてありと思う」