2019年 9月 19日 (木)

<なつぞら>(第139話・9月9日月曜放送)
新作アニメのロケハンで北海道十勝に行くことに・・・なつは柴田牧場に案内することに決めた

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   昭和49年3月、なつ(広瀬すず)が18年間勤務した「東洋動画」を退職する日がきた。テレビ班のアニメーターたちや社長の山川周三郎(古屋隆太)、幹部の仲努(井浦新)に見送られると、いろんな出来事がいっぺんに思い出されて涙が流れる。

   しかし、それを振り切るように、なつは翌日から先輩アニメーター大沢麻子(貫地谷しほり)が社長を務めるマコプロダクションで働き始めた。マコプロダクションには東洋動画で働いていた懐かしいメンバーの顔がそろっていた。

   下山克己(川島明)、神地航也(染谷将太)、森田桃代(伊原六花)、そして演出を務めるなつの夫、坂場一久(中川大志)がテーブルに集まり、さっそく企画会議が始まる。

   大沢は坂場の企画「大草原の少女ソラ」が、テレビ番組のスポンサーに通ったことを発表した。「やるなら一社提供のスポンサーで、『ミルコス』って決めていたの。社長が北海道の開拓者出身なのよ」

   「大草原の少女ソラ」はゴールデンタイムで、半年後から放送されることが決まった。マコプロダクションとしても大勝負の作品になる。「視聴率が悪ければ途中で打ち切りもあるけど、必ずいい作品にしましょう」と大沢ははっぱをかけた。

夫・坂場一久の企画は開拓者家族の物語だった

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   坂場が「大草原の少女ソラ」の具体的な進行について説明を始める。「主人公のソラが開拓者の家で育つストーリーを描きます。『大草原の小さな家』を原作にドラマが繰り広げられます」

   なつ「ソラは、日本名?空ってこと?」

   坂場「そこは無理に決めなくてもいいんじゃない。名前は純和風がいいでしょ」

   下山「和風でも洋風でも親しみやすい感じだし、なかなかいいじゃない」

   坂場「時代は大正から昭和。場所は北海道でも、あるいはどこにいても開拓精神が感じられるリアリティあるものに仕上げたい。演出はすべて私がやります。奥原なつにはキャラクターデザインと作画監督を担当してもらい、すべてのカットに責任をもってもらいます」

   夏はいまでも奥山姓を名乗っていて、」周囲も、いや夫の坂場もそう呼んでいた。

   美術監督は東洋動画から移籍してきた山田陽平(犬飼貴丈)が担当することが決まり、なつは驚きながらも喜ぶ。陽平は死んだ幼なじみの天陽君のお兄さんだ。

   神地「陽平さんなら間違いないね。なんたって北海道が地元だもんね」

   陽平が描いた風景の絵の数々を貼りだす。

   なつ「十勝の空気をここまで出せるのは、陽平さんだからです」

   坂場「それじゃあ、ロケハンに行きましょう。アニメーターの人たちも絶対あの景色を見ておいたほうがいい」

   大沢が慌てた。「ちょっと待って、そんな制作費だせないわよ」

   なつ「十勝なら、交通費だけでなんとかなるかもしれません」

   柴田牧場に泊まってもらうつもりなのだ。(NHK総合あさ8時放送)

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