「あの天陽君が帰ってくる!」。NHKは9日(2019年9月)、2021年放送の大河ドラマは次の1万円札の顔で、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一を主人公にした「青天を衝(つ)け」に決まったと発表した。
朝ドラ「なつぞら」の山田天陽役で好演したイケメンの吉沢亮(25)が主演だ。「なつぞら」では天陽君が夭折したばかり。「天陽ロス」のファンの間では「信じられない!」「超うれしい。再来年まで待てない!」との声が上がっている。
渋沢栄一は、幕臣から明治政府に仕官後、民間人となり、日本初の銀行など約500以上の企業の設立、経営に携わった人物。また、国民が豊かにならないと経済は発展しないと、貧民の救済など社会福祉事業にも力を注いだ。ノーベル平和賞候補にも2度選ばれたこともある。そんな人物を吉沢はどう演じるか。ネット上では期待と心配の声が交錯している。
まず、喜びの声から――。
「おめでとう!頑張って! 大河は毎年観ているから、楽しみが増えたわ」
「はやくも眼福の1年になりそうな予感」
「天陽くんはこの布石か。天陽くんで評価されたからだね、1か月半前決定って」
また、「美形すぎる」吉沢亮だからこそ、こういう意見も。
「お亮使うなら、なんかもっと大河っぽい時代が良かったなあ。衣装的な意味で」
一方、若すぎることからこんな不安の声も。
「大抜擢すぎない? 同世代のザキケン、少し上の世代の三浦春馬や佐藤健あたり、さらに上の小栗旬や藤原竜也あたりもまだやってないのに」
「50代とかの演技ができるのか? 荷が重そうだわ...年取ってからのお亮って想像できない」
「天陽くんだって、全然老けなかったから、老け役は心配だなぁ」
そして、「いだてん」の低視聴率からこんな心配の声が多かった。
「明治入ってからの色々って大河でウケが悪くないかな。私は今のいだてんも好きだけど、あれは歴史じゃないという人もいるし。結構冒険のテーマだよね」 「渋沢栄一とか誰が興味あるの? 近代史は視聴率取れないって、いだてんで学ばなかったのか」(テレビウォッチ編集部)