一般病院でも広がっている「患者の身体拘束」認知症で手間かかる、看護師が足りない・・・
2019.09.12 16:36
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高山アナが「身体拘束」体験!2時間でギブアップ「心が折れました」
身体拘束をゼロにした病院があった。群馬・沼田市の内田病院は縛らないケア技術を徹底させた。
肺炎で入院した認知症の87歳の女性。点滴を抜くので、足にした。人形や家族の写真などを置く。転倒の恐れがあるときは、車椅子で看護師の作業スペースに連れてきてしまう。目の前で見守るから、スタッフの負担度も減った。認知症の重症度は、入院1週間で半分以下になった。
内田病院の田中志子理事長は、「スタッフの負担感はいつまでも続くものじゃない。状況は私たちのケアのあり方で大きく改善します。身体拘束廃止をみんなが前向きに捉えられるかどうかが、まず初めの一歩ではないか」という。
その内田病院で、高山哲哉アナが実際の身体拘束を体験した。30分で鼻が痒くなって、1時間でイライラ、1時間半で「もうだめ」、2時間で「心が折れました」とギブアップになった。これを連日続けられたらどうなるか。ぞっとする。
*NHKクローズアップ現代+(2019年9月11日放送「身近な病院でも!なぜ減らない"身体拘束"」)
文
ヤンヤン