2019年 12月 7日 (土)

71年前の大量殺人テイキン事件を模した、難事件を追う天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班の活躍
<刑事7人 第9回>(テレビ朝日系)

印刷
エーザイが開発したサプリ『美チョコラ』無料モニター募集!

   西武池袋線椎名町駅下車の帝国銀行椎名町支店で、昭和23年に惨劇が起こった。画家の平沢貞通とされる人物が、厚生省技官の名刺を出して、「近くに集団赤痢が発生したので、予防薬を飲め」と言って、2種類の飲み物を行員たちに飲ませ、12人を殺害したのだ。
   世を震撼させた帝銀事件である。今回はこの事件を「テイキン事件」ともじって使った。ある会社の社員が4人毒を飲まされて殺された。不審者・松井が浮かび、介護センターの吉井という青年が目撃していて、面通しでも「この男だ」と証言する。ところが専従班の天樹悠(東山紀之)は71年前の「テイキン事件」とそっくりだと発見し、吉井が自宅介護している92歳の老人に不信感を抱く。
   結局、「テイキン事件」の真犯人である老人から、現代日本の理不尽な格差社会について洗脳された吉井は、老人に同情して偽証した。昔の毒薬や奪われた現金も出てくるが、92歳は布団の中で死んでいた。自殺かと疑った刑事たちを尻目に、真犯人老人は悠々と天寿を全うし「老衰で死んだ」のだった。思わず筆者はこのオチに大爆笑。
   一見シリアスな「刑事7人」だが、今回はギャグだらけのフィクションで、『この脚本家に座布団いちまーい!』である。西武池袋線椎名町駅のドアチャイムは、何故か短調の曲である。今は合併で椎名町支店そのものもないが、往年の凄惨な事件を知っている誰かが、短調作曲を依頼したのか。まさか。今はこの事件さえ誰も知らない。(放送2019年9月11日21時~)

(黄蘭)

採点:1
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中