2020年 10月 21日 (水)

<なつぞら>(第153話・9月25日水曜放送)
咲太郎の母ちゃん・亜矢美はまた新宿に店を出すことを決め、なつと千遥は家族みんなで十勝で夏休み

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   なつ(広瀬すず)は「大草原の少女ソラ」の最終回放送後、妹・千遥(清原果耶)が切り盛りしている神楽坂の料理店「杉の子」に寄る。店には兄の咲太郎(岡田将生)、かつてなつたちが下宿していた新宿のおでん屋「風車」を営んでいた岸川亜矢美(山口智子)が、真っ赤なドレスを着て座っていた。

   咲太郎「母ちゃんが帰ってきたんだよ」

   孤児院を逃げ出した咲太郎を育ててくれた亜矢美を、咲太郎は母ちゃんと呼んでいた。

   千遥「いま、ちょうど話を聞いてたところなの」

   咲太郎「新宿にまた店を出すんだって。ムーランルージュの復活だよ」

   亜矢美「だけど、まいったわねえ。この味には勝てないわ。普通のとどこが違うのかしら」

   千遥「やっぱり、出汁でしょうか。一番だしだけじゃダメなんです。一番出汁をとったあとに、手間暇かけて二番だしをとることが、煮物では大事だと親方が教えてくれました」

   亜矢美「言ってみりゃあ、私たちみたいなものか。家族の二番出汁でしょ。咲太郎も、なっちゃんも、千遥ちゃんも二番出汁があった。一番出汁の一番家族のことは忘れてないじゃない。それがもとだもん、二番だしは。味が出てくるわけだね」

泰樹じいちゃんが珍しく涙をいっぱい浮かべて・・・

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   なつたちは夏休みに十勝に帰った。夫の坂場一久(中川大志)、娘の優、そして妹の千遥とその娘の千夏も一緒だ。お母さんの富士子(松嶋菜々子)に優は抱き着く。柴田家はみんな大はしゃぎだが、じいちゃんの泰樹(草刈正雄)だけは照れて牛舎で仔牛を見ていた。

   なつ「じいちゃん、ただいま」

   泰樹「おお、お帰り。千遥もよう来たのお」

   泰樹はそう言って千遥のことを包み込むようにギュッと抱きしめ、その顔からは涙がこぼれる。なつと千遥は、泰樹の深い愛情を感じるのだった。(NHK総合あさ8時)

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