2019年 10月 19日 (土)

内田樹氏「これで『お咎めなし』ならもう...」 関電役員の金品授受に激怒

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   思想家の内田樹氏が27日(2019年9月)にツイッターを更新し、関西電力の八木誠会長、岩根茂樹社長を含む役員ら6人が福井県高浜町の元助役の男性から多額の金品を受け取っていた問題に怒りを露わにした。

   内田氏は

「朝から新聞とTL見ているとほんとうに『日本社会の底が抜けた』感がします。新聞のトップ記事は『関西電力役員が高浜町の顔役から1億8千万円の賄賂を受領』。TLは文化庁の補助金不交付の話。僕のまわりはちゃんとした市民社会がまだ成立しているんですけれど、『上の方』は腐ってしまったようです」

と、ツイート。さらに、

「関電のこれは『収賄』でしょ?記事にある『資金を受け取っていた』って何ですか?『金品は一時的に各個人の管理下で、返却の機会をうかがいながら保管していた』んだそうです。八木会長は『個人的なことについては一切答えない』と答えておしまい。これで『お咎めなし』ならもう法治国家じゃないです」

と厳しく非難した。

   そして問題に対する関西電力の姿勢を、

「『一時的に保管して、返却の機会をうかがっていた』で済むとはまさか関電の役員だって思ってはいないはずです。本気でそう思っているのだとしたら、これほど非常識な人物を経営陣に登用した企業はすぐ廃業した方がいいです。でも、一応言ってみた(もしかしたらそれでお咎めなしかもしれないから)」

と推察。続けて、

「もしかしたらお咎めなしで済むかもしれない・・・といくぶんか彼らは思っています。官邸にお願いすれば、司法も動かず、メディアも口を噤むかもしれないという希望的観測が企業の経営者たちの脳裏をよぎるという事実のうちにこの国の『底が抜けた』感を僕は感じるのです」

とした。

   また、思想家・東浩紀氏もこのニュースに触れ、

「ふつうに汚職だし腐敗しきってる。 補助金不交付といい、日本はどうなってしまったのだろうか」

と憤りを示した。

   関西電力は27日に大阪市で開いた会見で、20人が計3億2000万円相当を受け取っていたとして謝罪。資金は返却したことに加え、税務当局から一部が所得にあたると指摘を受け、所得税の修正申告を済ませたことも明らかにした。会長・社長らの辞任は否定した。

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